イエモン、横アリで30周年ライブ2公演目を開催「エンターテイメントの火を消してはいけない」
音楽
ニュース
THE YELLOW MONKEY「30th Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL-」の様子。(撮影:横山マサト)
THE YELLOW MONKEYの結成30周年記念ライブの2公演目「30th Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL-」が、昨日11月7日に神奈川・横浜アリーナで行われた。
11月3日の東京・東京ドーム公演で幕を明けた「30th Anniversary LIVE」は、バンドにとって縁の深い関東の4会場で行われているアニバーサリーライブ。今回の公演の舞台、横浜アリーナでは1997年の初のアリーナツアー「FIX THE SICKS」、113本にわたったロングツアー「PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99」のファイナル公演など、多数の節目となるライブが行われてきた。
昨日のライブには新型コロナウイルス感染拡大防止のための政府のガイドラインに準じ、会場の半分のキャパシティである6000人の観客を収容した。オープニングSEには映画「ロッキー」のテーマが使用され、そのまま「パンチドランカー」でライブがスタート。「BURN」「楽園」「MY WINDING ROAD」といったヒット曲から「ゴージャス」「HOTEL宇宙船」「天国旅行」などの懐かしのナンバーまで、幅広い選曲で集まったファンを楽しませた。
今回の公演に対する姿勢を、吉井和哉(Vo, G)は「人が集まって生のロックンロールをやるっていうのは、自分たちにとっては絶やしてはいけないことで。批判もあるとは思うんですけど、エンターテイメントの火を消してはいけないということで、やらせてもらっています」と明かす。そしてバンドとファンの未来について「40周年、50周年も、みんなとギンギラギンの恰好をして盛り上がりたいと、そのときは大きな声で叫び合えたらいいなと思っています」と語り、大きな拍手を浴びていた。
ライブのアーカイブ映像はHuluストア、およびニコニコ生放送にて11月10日まで配信中。12月7日には東京・国立代々木競技場第一体育館、バンドの結成日である12月28日には東京・日本武道館公演が行われる。代々木公演の模様はニコニコ生放送で、武道館公演の模様はWOWOWで生中継される。
なお2021年2月3日には、3日の東京ドーム公演までの東名阪ドームツアーの音源を収録したライブアルバム「Live Loud」がリリースされる。特設サイトでは収録曲のリクエスト投票を受付中。
※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。