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チャールズ・ディケンズの代表作を映画化 デヴ・パテル主演『どん底作家の人生に幸あれ!』公開へ

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リアルサウンド

 『スターリンの葬送狂騒曲』のアーマンド・イアヌッチ監督最新作『The Personal History of David Copperfield(原題)』が、『どん底作家の人生に幸あれ!』の邦題で2021年1月22日に公開されることが決定した。

 本作は、19世紀イギリスの国民的作家で、今年2020年が没後150年にあたるチャールズ・ディケンズの代表作『デイヴィッド・コパフィールド』を映画化した人間ドラマ。

 ディケンズの長年のファンであるというイアヌッチ監督は「ディケンズの第8作目である『デイヴィッド・コパフィールド』を読み返したとき、これは現代に通じる物語だと感じた」と映画化を決意。人間の不屈の精神を讃える名作をコミカルによみがえらせ、国境がなくなりつつある現代に合わせ、世界中の演劇界や映画界から色とりどりのキャストを迎えた。

 主人公デイヴィッドを演じるのは、『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ホテル・ムンバイ』のデヴ・パテル。不遇な少年期を過ごしたデイヴィッドを助ける裕福だが気性が激しい叔母役に『サスぺリア』のティルダ・スウィントン、デイヴィッドに爬虫類のように付きまとう奇妙な世話係に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のベン・ウィショーが名を連ねたほか、『トゥモローランド』のヒュー・ローリー、『パディントン』のピーター・キャパルディらが出演する。

 あわせて公開された日本版ポスタービジュアルでは、パテル演じるデイヴィッドを一癖も二癖もある“愛すべき変人たち”が取り囲んでいる。場面写真では、ビクトリア時代のイングランドを再現した世界観が写し出されている。

■公開情報
『どん底作家の人生に幸あれ!』
2021年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督:アーマンド・イアヌッチ
原作:『デイヴィッド・コパフィールド』チャールズ・ディケンズ著(新潮文庫刊、岩波文庫刊)
出演:デヴ・パテル、ピーター・キャパルディ、ヒュー・ローリー、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショー
配給:ギャガ
原題:The Personal History of David Copperfield/2019年/イギリス・アメリカ/シネスコ/5.1chデジタル/120分/字幕翻訳:松浦美奈 
(c)2019 Dickensian Pictures, LLC and Channel Four Television Corporation
公式サイト:gaga.ne.jp/donzokosakka