C・ランプリングら12人の女がヘルムート・ニュートンを語る、記録映画の予告到着
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「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」ポスタービジュアル
ドイツ出身の写真家ヘルムート・ニュートンのドキュメンタリー「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」の予告編とポスタービジュアルが到着した。
ニュートンの生誕100年を記念して製作された本作。そのセンセーショナルな作風から「ポルノまがい」「女性嫌悪主義」と議論を巻き起こし、“20世紀をもっとも騒がせた写真家”とも呼ばれた彼の撮影の舞台裏が、12人の女性たちの視点から捉えられる。
YouTubeで公開された予告編には、米国版VOGUE編集長のアナ・ウィンターが「表紙を飾る衝撃的な美」「彼が撮る女性は力強く挑戦的」と語る様子や、批評家のスーザン・ソンタグが「女性蔑視よ。不愉快だわ」と批判する映像などを収録。また「愛の嵐」のシャーロット・ランプリング、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニ、「ピエラ 愛の遍歴」のハンナ・シグラといった女優や、歌手のグレイス・ジョーンズ、モデルのクラウディア・シファー、ナジャ・アウアマンらのインタビューも収められた。
ドイツ出身のゲロ・フォン・べームが監督を務めた「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」は、12月11日より東京のBunkamura ル・シネマ、新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。