武田玲奈、透明感あるグラビアで表現した現在地 透き通った瞳はなにを見つめる?
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武田玲奈が11月4日発売の『週刊少年マガジン』第49号の表紙&巻頭グラビアに登場した。今年8月5日に発売された同誌36・37合併号でのグラビアの好評を受け、前回と同様に神藤剛が撮影を担当している。
武田玲奈は16歳でファッション誌『Popteen』の専属モデルとしてデビュー。翌年、『週刊ヤングジャンプ』の表紙巻頭でグラビアデビューし、同年に実写版映画『暗殺教室』で女優デビューを果たした。まさに順風満帆な駆け出しを切ったが、その後、2019年いっぱいで水着グラビアを卒業すると発表し、惜しまれつつも今年1月に発売された『週刊ヤングジャンプ』6・7合併号にて正真正銘のラスト水着グラビアを飾った。魅惑的なルックスと圧倒的なスタイルの良さで幅広く活動する武田玲奈。現在はファッション誌『non-no』の専属モデルと女優業を中心に活動しており、その美しさに磨きをかけて、華麗なステップアップを見せている。
真っ直ぐ進む、武田玲奈の今
自然に微笑む彼女の横顔は、昔から変わらないようでいて、どこか大人びた落ち着きが加わったようにも感じられる。透き通った瞳で見つめる未来はどこまでも広く、果てしなく続く空と海を背景に、これから彼女が進んでいくであろう大舞台を予感させるグラビアが12Pも続いている。
冒頭ではグレーのタンクトップにカーキのガウチョを捲し上げ、砂浜で笑顔を見せる武田玲奈の姿が。神藤剛の真珠を透かして見るような淡い写真が、武田玲奈の透明感をさらに引き立て、その一瞬がかけがえのない夢のような瞬間であると感じさせている。またグラビア誌に出てくれると期待を抱きつつも、もしかしたらこれが最後かもしれないと思わせる儚さのせいかもしれない。
続くカットでは無機質な部屋のなか、武田玲奈が朧げな表情でベッドに横たわっている。その無防備さには先ほど見た大人びた表情とは違う少女性があって、懐かしい感覚に安心する。どのカットも、これからの私をしっかり見届けていて欲しいと願うかのような真っ直ぐな瞳と目が合うのも印象的だ。手を伸ばせば届きそうなくらいに近い距離感で武田玲奈の「今」を感じては、さまざまな感情が呼び起こされる。
最後は爽やかに風が吹く草原でのカット。都会で見るより高く感じる空を見上げて、武田玲奈は何を思うのだろう。彼女の行末をどこまでも追いかけ、応援したいと心から思う穏やかな写真が最後を飾る。この自然溢れるグラビアに、ゆったりとした時間の流れを感じては、このまま追い風に乗って真っ直ぐ進んでいくであろう武田玲奈の背中が見える気がする。
■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitter、note。
■書籍情報
『週刊少年マガジン』49号
定価:300円(税込)
出版社:講談社
公式サイト