山田裕貴が倫理教師に、「ここは今から倫理です。」ドラマ化
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山田裕貴
山田裕貴が主演を務めるドラマ「ここは今から倫理です。」の制作開始が発表された。
雨瀬シオリによる同名マンガをもとにした本作。「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」「魔法使いの嫁 星待つひと」を手がけ、タカハ劇団主宰としても活動する高羽彩が脚本を担当した。連続テレビ小説「なつぞら」の渡辺哲也や、「トクサツガガガ」の小野見知らが演出に名を連ねる。
劇中では、自傷行為、深夜徘徊、いじめ、ドラッグ、合意のない性行為といった悩みに押しつぶされそうになった高校生たちへ、教師の高柳が倫理と哲学の言葉を投げかけていく。倫理の教科書に書かれた先人たちの言葉が、現代の高校生たちの武器となるさまを映し出す。
高柳役の山田は「自分が演じる高柳に出会って、発する言葉にここまでシンクロを感じる人間もなかなかいないだろうなと。普段自分が思っていることを、高柳を通して伝えられる気がして、役を生きる中で自分の心を伝えられる作品に出会えたことにものすごく感謝しています」とコメント。雨瀬は「実写ドラマとして、生身の役者さんを通して、紙の上とは違う角度からのこの『当たり前って、なんでしょうね』を伝えさせて頂けるのが嬉しくて仕方ありません」と実写化への喜びを語った。
よるドラ「ここは今から倫理です。」はNHK総合で2021年1月16日に放送スタート。全8話で、毎週土曜23時30分から放送される。
よるドラ「ここは今から倫理です。」
NHK総合 2021年1月16日(土)スタート 毎週土曜 23:30~
山田裕貴 コメント
哲学、倫理、偉人の名言、どれも好きでそのどれもが出てきて、まさかこんな作品があったとは…。最初に原作と出会ったときの感想でした。自分が演じる高柳に出会って、発する言葉にここまでシンクロを感じる人間もなかなかいないだろうなと。普段自分が思っていることを、高柳を通して伝えられる気がして、役を生きる中で自分の心を伝えられる作品に出会えたことにものすごく感謝しています。皆様の心に届くドラマに。
雨瀬シオリ コメント
3年前に初めてこの漫画の第一話を描いたとき、「こんなに地味で、なんだか当たり前のような事ばかり言っている漫画が面白いのだろうか」と不安に思っていた事を思い出します。しかし頂く感想を見て、この「当たり前」がそもそも何なのかが分からない人、「これは当たり前なんだよ」と誰かに言って欲しい人が凄く多い事を知りました。実写ドラマとして、生身の役者さんを通して、紙の上とは違う角度からのこの「当たり前って、なんでしょうね」を伝えさせて頂けるのが嬉しくて仕方ありません。より多くの人がこの単純な疑問について改めて考えるきっかけになったらいいなと思います。一視聴者としても、とても楽しみにしています。