高畑充希の「ウェイトレス」宮野真守が産婦人科医、宮澤エマがウェイトレス仲間に
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左から浦嶋りんこ、宮澤エマ、高畑充希、宮野真守、LiLiCo。
ミュージカル「WAITRESS ウェイトレス」のメインキャスト第2弾が発表された。
このたび出演が明らかになったのは、宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこ。既報の通り高畑充希が主人公のジェナ役を務め、宮野はジェナが予想しなかった妊娠のため訪れた産婦人科で出会うポマター医師役、宮澤はジェナのウェイトレス仲間で“少しオタク”のドーン役を演じる。さらにWキャストとなるLiLiCoと浦嶋は、同じくウェイトレス仲間で姉御肌のベッキー役を担う。
本作は、2007年公開のアメリカ映画「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」をベースにしたブロードウェイミュージカル。2016年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで幕が上がり、今回が日本初演となる。アメリカ南部の田舎町にあるレストランのウェイトレス・ジェナは、束縛の激しい夫・アールと縁を切り、自立したいと思っていた。しかしその矢先に彼女は、夫の子供を妊娠していることに気付く。やがて産婦人科医のポマター医師と出会ったジェナは、彼と深い仲になってしまい……。
宮野は「最近は、僕も年相応と言いますか、“大人な役”を担当させていただく事も多くなりました(笑)。ポマター医師を、魅力的に演じられるよう臨んでいきたいと思います」と意気込みを語る。また宮澤も「仕事や友情、恋愛、過ちも成長もリアルに描かれていて(ブロードウェイ史上初めて主要製作陣が全員女性、という事もあるのでしょうが)舞台上で生々しくも、生き生きとしている女性陣の姿に私は勇気を貰いました。あのダイナーで皆さまとお会いできるのを心から楽しみにしています」と期待を述べた。
本作は来年3月に東京・日生劇場で上演され、4・5月には全国ツアーも行われる。なお宮野、宮澤のコメント全文と、LiLiCo、浦嶋からのメッセージは下記の通り。
宮野真守 コメント
この度、ミュージカル「ウェイトレス」に、ポマター医師役で出演させていただくことになりました。また素敵なミュージカルに挑戦出来ること、本当に嬉しく思います。高畑充希さんをはじめ、素晴らしい出演者のみなさまと共演できて、とても幸せです。最近は、僕も年相応と言いますか、“大人な役”を担当させていただく事も多くなりました(笑)。ポマター医師を、魅力的に演じられるよう臨んでいきたいと思います。是非、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
宮澤エマ コメント
劇場に漂う美味しそうな香りに誘われて買ったパイを頬張り、大号泣しながら観た「ウェイトレス」にこの度ドーン役として出演出来ることを大変嬉しく思っています。仕事や友情、恋愛、過ちも成長もリアルに描かれていて(ブロードウェイ史上初めて主要製作陣が全員女性、という事もあるのでしょうが)舞台上で生々しくも、生き生きとしている女性陣の姿に私は勇気を貰いました。あのダイナーで皆さまとお会いできるのを心から楽しみにしています。
LiLiCo コメント
50歳になったらミュージカルをやりたいと数年前から、いえ、子どもの頃から思い描いていました。そして勝手に言ってました(笑)。夢が叶いました▽ ベッキーをコミカルに、感情豊かに、そして堂々と演じることが何よりも楽しみです! 海外では超人気作品で日本での初演に参加出来ることがとても光栄で意味のあることに感じます。映画を見たときから全ての人の背中を押してくれる物語で、ミュージカルになって楽曲が大興奮するほど素晴らしい。日本のキャストを聞いたとき脳がスパークしましたし、見に来てくれるみんなに一生忘れない時間にします!
※▽はハートマークが正式表記。
浦嶋りんこ コメント
小さな街の小さなレストランのドラマは、人生を前向きに捉えることを恐れないで!と教えてくれます。
悩みながら、支え合える人がいるって、根本の根本なのになかなかに難しい時代。原点回帰! 悩んで、笑って、共に生きましょう!
ミュージカル「WAITRESS ウェイトレス」
2021年3月
東京都 日生劇場
2021年4~5月上旬
全国ツアー
脚本:ジェシー・ネルソン
音楽・歌詞:サラ・バレリス
オリジナルブロードウェイ振付:ロリン・ラッターロ
オリジナルブロードウェイ演出:ダイアン・パウルス
出演:高畑充希、宮野真守、宮澤エマ、LiLiCo(Wキャスト)、浦嶋りんこ(Wキャスト)ほか