スタジオジブリ「アーヤと魔女」キャストと新カット解禁、放送日は12月30日
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「アーヤと魔女」第2弾キービジュアル
NHK総合でオンエアされるスタジオジブリの新作長編アニメ「アーヤと魔女」の放送日が12月30日に決定。あわせて声のキャストと新場面カット30枚が解禁された。
宮崎吾朗が監督を務めた本作は、スタジオジブリ初の全編3DCG制作作品。自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、奇妙な家で意地悪な魔女と暮らすさまが描かれる。映画「ハウルの動く城」の原作者としても知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの遺作となった児童文学を原作とし、同書を気に入った宮崎駿が企画を担当した。
このたび、アーヤを引き取る魔女ベラ・ヤーガ役で寺島しのぶ 、魔女と一緒に暮らす怪しげな男マンドレーク役で豊川悦司、黒猫のトーマス役で濱田岳が出演することが明らかに。そして主人公アーヤ役には、オーディションで選ばれた平澤宏々路が抜擢された。
寺島は「人生初めてのアニメの声優で、スタジオジブリさんの作品に参加させていただけるなんて夢のような体験でした」と喜びを語り、豊川は「憧れのジブリ作品にやっと呼んでいただきました。初の声優にドキドキでした。最初のセリフを口にした途端、ワクワクが止まらなくなりました」とコメント。濱田は「黒猫の僕に何が出来るかわかりませんが、独り立ち出来るまで、ずっとそばに居ようと思います」とアーヤへの思いを述べ、平澤は「強くて明るい、少し生意気だけど憎めない、そんなアーヤを楽しんでいただけたらなと思っています! 皆さんの『ココロ』に響きますように!」とメッセージを送った。
さらに、劇伴音楽を担当する武部聡志率いるスペシャルユニットが劇中歌を担当。インドネシア出身のシェリナ・ムナフがボーカルを務め、ギターにGLIM SPANKYの亀本寛貴、ベースにMrs. GREEN APPLEの高野清宗、ドラムにシシド・カフカ、キーボードに武部が参加する。
なお、宮崎吾朗が初めて手がけたテレビアニメシリーズ「山賊の娘ローニャ」の再放送も決定。全26話を前後編に再編集した総集編が、12月19日と20日にNHK総合で放送される。
※高野清宗の高は、はしごだかが正式表記
アーヤと魔女
NHK総合 2020年12月30日(水)19:30~20:52
「山賊の娘ローニャ」総集編
前編:NHK総合 2020年12月19日(土)17:00~17:58
後編:NHK総合 2020年12月20日(日)17:00~17:58
寺島しのぶ コメント
人生初めてのアニメの声優で、スタジオジブリさんの作品に参加させていただけるなんて夢のような体験でした。どんな環境に置かれても見事に逞しく生きていくアーヤの姿は今この時期の私たちに、必ず勇気と希望を感じさせてくれることでしょう。
豊川悦司 コメント
アーヤと魔女。憧れのジブリ作品にやっと呼んでいただきました。初の声優にドキドキでした。最初のセリフを口にした途端、ワクワクが止まらなくなりました。オトナのような君達へ、コドモのようなあなた達へ、今だからこそ、より愛したくなる素敵な(クリスマス)プレゼントになりました。どうか受け取ってくださいね!
濱田岳 コメント
憧れのジブリ作品に参加させて頂き、まるで夢のような時間でした。アーヤのどんな境遇も受け入れ、顔を上げて突き進む姿に勇気をもらい、笑顔にしてもらい、黒猫の僕に何が出来るかわかりませんが、独り立ち出来るまで、ずっとそばに居ようと思います。
平澤宏々路 コメント
アーヤ役の声優を務めさせて頂きました平澤宏々路です! オーディションの時は『合格するのは難しいかもしれないな』と思っていたので、アーヤの声優に選ばれたと聞いたときは本当に嬉しかったです! スタジオジブリには歴代のジブリの作品が沢山飾ってあって、本当にジブリの作品に参加できるのだと実感し、ワクワクしました! この素直な感情をそのまま伝えられるといいなと、思いながら収録させていただきました。強くて明るい、少し生意気だけど憎めない、そんなアーヤを楽しんでいただけたらなと思っています! 皆さんの「ココロ」に響きますように!
(c)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli