成長する、ささやかな瞬間を切り取って…成河の「フリー・コミティッド」明日から
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「フリー・コミティッド」より。(撮影:西村淳)
成河の一人芝居「フリー・コミティッド」が、明日11月13日に東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで開幕する。
「フリー・コミティッド」は、ベッキー・モードの脚本で1999年に初演されたコメディ。売れない俳優で、マンハッタンの人気レストランで電話受付係として働くサムが、次々にかかってくる予約の電話に対応するさまを描く。
本作は2018年にも千葉哲也の演出、成河の出演で上演された。成河は舞台上でサムのほか、38もの役を演じ分ける。作品について成河は、自分で選びとることの大切さを教えてくれるとし、「サムは、時に矮小で滑稽な僕たちの姿と重なります。ひとに嫌われないように生きることに疲れた時、少しだけサムは成長します。そのささやかな瞬間を切り取ってお届けします」と意気込みを述べた。上演時間は約1時間50分で、公演は11月30日まで。
なお、アフタートークが16日14:00開演回、21日18:00開演回で催されるほか、16日14:00開演回と30日14:00開演回にはPIA LIVE STREAMでライブ配信が実施される。アーカイブ配信は、各公演開演時間より24時間後まで視聴可能だ。
成河コメント
このお芝居は、自分で選びとることの大切さを教えてくれます。周りの目や評価を気にして、ひたすら他人の要求に応えようと頑張ってしまうサムは、時に矮小で滑稽な僕たちの姿と重なります。ひとに嫌われないように生きることに疲れた時、少しだけサムは成長します。そのささやかな瞬間を切り取ってお届けします。
「フリー・コミティッド」
2020年11月13日(金)~30日(月)
東京都 DDD AOYAMA CROSS THEATER
作:ベッキー・モード
翻訳:常田景子
演出:千葉哲也
出演:成河