記録映画『フィールズ・グッド・マン』3月公開 カエルのぺぺの運命を描く
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©2020 Feels Good Man Film LLC
映画『フィールズ・グッド・マン』が、2021年3月12日から東京・渋谷のユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
『サンダンス映画祭2020』審査員特別賞新人賞を受賞した同作は、マット・フューリーの漫画『Boy's Club』の主人公である「カエルのぺぺ」が辿る数奇な運命と社会の今を、アニメーションを織り交ぜて描き出したドキュメンタリー作品。ぺぺが人種差別的なイメージと共にネットミームとして改変、拡散され、名誉毀損防止同盟からヘイトシンボルとして正式認定されてしまう様や、マット・フューリーがぺぺのイメージを奪還するために乗り出す姿が写し出される。原題は『Feels Good Man』で、ぺぺが『Boy's Club』で放ったセリフでもある。
メガホンを取ったのは、マットを助けるために『フィールズ・グッド・マン』を制作したというアーサー・ジョーンズ。ジョルジオ・アンジェリーニ、アーロン・ウィッケンデンと共に脚本を手掛けた。出演者はマット・フューリー、ジョン・マイケル・グリア、リサ・ハナウォルト、スーザン・ブラックモア、サマンサ・ビー、アレックス・ジョーンズ、カエルのぺぺ、ジョニー・ライアンら。
今回の発表とあわせて特報動画と日本版ティザービジュアル2種が到着。特報動画は『Boy's Club』のキャラクターが登場し、「手を洗おう!」「マスクをつけよう!」「スマホばっかり見てないで…」と喚起する内容となっている。日本版ティザービジュアルには「こんなカエルに誰がした!?」というコピーが添えられている。
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