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「10万分の1」で一句!白濱亜嵐は「まじぴえん」、平祐奈は「ティッシュ必ず」

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「10万分の1」大ヒット祈願イベントの様子。左から白洲迅、平祐奈、白濱亜嵐、優希美青。

「10万分の1」の大ヒット祈願イベントが本日11月19日に東京・東京大神宮で行われ、キャストの白濱亜嵐(EXILE / GENERATIONS from EXILE TRIBE / PKCZ)、平祐奈、優希美青、白洲迅が登壇した。

本作は宮坂香帆による同名マンガを原作に、剣道部所属のイケメン高校生・桐谷蓮と、マネージャー桜木莉乃の姿を描いたラブストーリー。10万分の1の確率でしか発症しないとも言われる難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を題材に、2人が残酷な未来と運命に立ち向かうさまを描く。白濱が蓮、平がALSを患う莉乃、優希が莉乃の親友・橘千紘、白洲が蓮の親友で千紘の恋人でもある比名瀬祥を演じた。

この日、4人は縁結びで名高い東京大神宮でヒットを祈願。プロモーションが続き1週間ぶりの再会だが、コロナ禍のため当初は宣伝も全員でできるか不安もあったという。優希は「男性陣がお二人とも歳上。最初は不安もあったんですが、同い歳かってくらい精神年齢が近い(笑)」と印象を語る。この言葉に白洲は「男はそんなもんだよね」と笑い、白濱は「僕らはドシッと構えてね」と肩をすくめた。白洲は「4人のバランスがすごくよかったのかな? 内容はどんどん重くなっていくんですが、その分、現場は明るく楽しく撮影してました」と関係性をコメント。平も「みんなで家にいる感覚でしゃべれるんです」と同意し、白濱も「いい意味で気を使わずに全員黙ってても大丈夫。4人のシーンのときはずっと一緒にいたよね」と撮影を振り返った。

「いつもは明るい役が多い」という平は「難病を患う役は初めて。自分自身もALSという病気をちゃんと深く知るきっかけになった」と参加の感想を語る。莉乃を支え続ける役どころの白濱は「僕自身も心が苦しくなるシーンがたくさんある。この映画を通してALSという病気を知ってほしい」と期待を込めた。また、平とはプライベートでも仲がいい優希は「本当の親友が苦しんでるのを目の当たりにすると涙が止まらなくなることもあって。逆に、自分じゃなくて千紘の気持ちにならなきゃと思うこともありました」と明かした。

日々感じたことを川柳としてノートに書き留めている莉乃。この趣味にちなみ、キャスト陣が映画を宣伝するため即興で川柳を詠む場面も。平は号泣必至な内容のため「見るときは ティッシュ必ず 忘れずに」と観客にメッセージ。続く優希は「ティッシュより タオルがほしい この映画」と、平の句をフォローする。この流れに白洲は「タオルより バスタオルかな この映画」と被せた。この涙を拭くものを詠む展開に頭を抱えた白濱。ハッと思い付いたように書き始めると、平と優希は「大丈夫?」「書き直せるよ」「これ配信されてるけど」と不安げな表情を見せる。自信満々の白濱の一句は「あれれれれ お目目が蛇口 まじぴえん」。涙がとめどなくあふれる様子を「お目目が蛇口」と流行語の「ぴえん」で表現し、笑いを誘った。

最後に、平は「キュンキュンするシーンも、感動して涙がポロっと落ちるシーンもある。寒くもなってきましたし、いろんな感情をあふれさせて心からホッと温まってほしいです」と挨拶。また白濱が「桐谷が莉乃を大切にしてたように、皆さんにも自分の大切な人は誰かというのを考えるきっかけになればいいなと感じてます」と語り、イベントを締めくくった。

「10万分の1」は11月27日より全国ロードショー。

(c)宮坂香帆・小学館/2020映画「10万分の1」製作委員会