生きて帰れるのか?ISによる誘拐から逃れた写真家描く「ある人質」予告編
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「ある人質 生還までの398日」新場面写真
実在する写真家ダニエル・リューの体験を描いた「ある人質 生還までの398日」の予告編がYouTubeで公開された。
ジャーナリストのプク・ダムスゴーによるノンフィクション「ISの人質 13カ月の拘束、そして生還」をもとにした本作。IS(イスラム国)に誘拐されたデンマーク人のダニエルが、拷問と飢えに苦しみながらも奇跡的に生還した体験が描かれる。エスベン・スメドがダニエルを演じ、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴと俳優のアナス・W・ベアテルセンが共同で監督を務めた。
映像には吊るされたダニエルが拷問を受けるシーンや、身代金を用意するために家族が奔走する様子が収められている。オプレヴは「本作は壮大なドラマ。人生の真っ只中で自分の死を悟りながらも、人生と愛に対する信念を私たちに継承してくれる、ダニエルという1人の男性の物語であり、生と死、生き残り、心の回復の物語にほかならない」と述べた。
脚本を「ダークタワー」のアナス・トーマス・イェンセンが手がけた「ある人質 生還までの398日」は、2021年2月19日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほかで公開される。
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