With コロナの青春描く、新原泰佑や倉島颯良、日高麻鈴、山崎光出演の短編が公開
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「アンダー・アワー・マスクス」
「まく子」の鶴岡慧子が監督と脚本を担当した新作ショートムービー「アンダー・アワー・マスクス」が、アミューズのオフィシャルYouTubeチャンネルで公開された。
オンラインでの授業、部活の活動休止などを経た“With コロナの青春”をテーマにした本作。鶴岡が10代後半の俳優たち中心にキャスティングし、彼らの日常である学校生活の様子を聞きながら脚本を執筆した。キャストには「17.3 about a sex」の新原泰佑、元さくら学院生徒会長の倉島颯良、同じくさくら学院出身で「さよならくちびる」に出演した日高麻鈴、「まく子」で主演を務めた山崎光が名を連ねる。
※山崎光の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
※日高麻鈴の高ははしごだかが正式表記
新原泰佑 コメント
人と話す時、マスクをしていると心の距離を感じる。そんな事を思う瞬間がしばしばあります。なんとなく、心を閉ざしたり閉ざされたりしているような。人と話す、接する、触れ合う。これらの事柄たちが全て制限されたこの世界で皆さんは何を感じますか? この作品の題材は「コロナ化の高校生達」僕が演じた役はダンスをする少年「ニイハラ」本当にそのまんまでした。ただ今回、ダンスをするシーンがあるとなって、ニイハラという人間がなんの為に踊っているかを考えた時、辿り着いた結論は、表現をする場が無くなった昨今のこの情勢の中で自分を見失わないように、ある種の自由を求めて踊っているんだと思いました。マスクと共に紡がれる4人の心を淡く俯瞰的に描いたこの作品、この時代だからこそ成り立つものだと思います。
倉島颯良 コメント
「アンダー・アワー・マスクス」は、with コロナの中で巻き起こる、高校生達の物語です。
私は“クラシマ”という、自分を主張することもできず、やりたいこともわからないけれど、心の奥底には本心を抱えている女の子を演じました。「with コロナ」を生きる高校生を鶴岡監督がきらきらと撮ってくださり、作品を見て心地良さを感じる作品でした。
日高麻鈴 コメント
作品の中で進んでいる時間がとても穏やかで心地よく感じました。物語を生きている彼女たちにとっていまのこの状況はやっぱりイライラしたりもどかしいんですが、それがとても綺麗に見えました。ちゃんと10代を生きている彼女たちをみて最後はほっこりした気持ちになりました。
山崎光 コメント
友人や家族に会えない時期で、会いたい、話したいという想いを抱えた高校生達の純粋な映画です。彼は外見も言葉も冴えなくて、日高さんの前で緊張して上手く思いを伝えられない、でも伝えなければならないという切羽詰まったこの想いを、勇気を出して言葉にするってこんな感じなんだろうなと思いながら演じました。モジモジしながらも日高さんに一生懸命思いを伝える必死な姿の彼を見ていただけるとうれしいです。
鶴岡慧子 コメント
4名の俳優さんたちそれぞれの持ち味と輝きを大切にしながら、
2020年初秋の、とある放課後を舞台に、ささやかな物語をつくりました。
少女少年たちの〈なんてことない戯れ〉が煌めく瞬間を描きたいと思いました。