「仁義なき戦い」4作などの脚本収めた書籍「笠原和夫傑作選」刊行
映画
ニュース
「笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇」表紙
書籍「笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇」が、明日9月22日に発売される。
これは1958年に脚本家デビューし、「日本侠客伝」シリーズや「博奕打ち 総長賭博」といった東映任侠映画、「日本暗殺秘録」「二百三高地」「226」などを手がけた笠原和夫の初選集。全3巻のうち、第1回配本となる第2巻には「仁義なき戦い」シリーズ4作に加え、深作欣二監督作「県警対組織暴力」「やくざの墓場・くちなしの花」、未映画化作「実録・共産党」「沖縄進撃作戦」が収録される。「映画の奈落 北陸代理戦争事件」「無冠の男 松方弘樹伝」などの著者として知られる伊藤彰彦が解題を担当した。
また刊行記念イベントとして、10月20日に東京・紀伊國屋書店新宿本店9Fイベントスペースにてトークショーを開催。笠原のバトンを受けて「仁義なき戦い 完結篇」の脚本を執筆した東映実録映画の代表的脚本家である高田宏治と伊藤が笠原を語る。チケットは明日9月22日10時より販売。詳細は紀伊國屋書店の公式サイトにて確認を。
なお、第1巻「博奕打ち 総長賭博 初期~任侠映画篇」は10月、第3巻「日本暗殺秘録 昭和史~戦争映画篇」は11月に刊行される。