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三木孝浩が宮崎あおいと「ソラニン」懐かしむ、ガッキーや山崎賢人との思い出話も

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ナタリー

左から三木孝浩、宮崎あおい。

上映企画「三木孝浩 filmo day ~音楽と映画~ 2020」が、11月22日に東京・ユーロライブで行われた。

本イベントは、「アオハライド」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「フォルトゥナの瞳」などで知られる三木孝浩の映画監督デビュー10周年を記念したもの。長編映画第1作「ソラニン」の上映後には主演の宮崎あおいがサプライズゲストとして祝福に駆け付けた。

三木は「映画は不慣れで、今思い返すと背筋が凍るくらい宮崎さんにご迷惑をおかけしたんじゃないかと思っていて」と当時を振り返る。宮崎は「監督もキャストも含めて一緒に青春をしているみたいな、そんな印象がすごくあります」と懐かしみ、「いまだに自分の中ですごく好きな作品で。会う人に『ソラニン』好きですと言ってもらえることが多くて、自分が好きな作品は10年経っても(好きだと)言ってもらえるというのはいいなとしみじみ思う作品です。演奏シーンが好きで自分でも観たりします」と笑顔を見せた。そして三木の「またご一緒していただけますか?」とのオファーに宮崎は「ぜひぜひ」と快諾し、「クリアしなきゃいけない課題、大きな壁があればあるほど燃えるので、そういうのがあるほうが好きですね」と語った。

続いて「くちびるに歌を」がスクリーンにかけられたあとには、観客から「ガッキー(新垣結衣)が役作りのために子供たちと距離を置いていたというのは本当か?」と質問が飛ぶ。三木は「そうなんですよ」と笑い、「厳しめのツンデレ先生だったので、現場で生徒役の子たちとは親しくしないというか、役の上での関わり方を徹底してやっていたので、クランクアップ後の打ち上げでめちゃめちゃフランクに話していて生徒役の子たちがびっくりしていました(笑)」と撮影後のエピソードを披露。デビューしたての山崎賢人が出演した「管制塔」上映時には「ふと切ない表情をするときの目が好き」「自分の色を何色にでも変えられるというのが賢人くんのよさ」と言及した。

イベントには、三木が手がけた長編作品のすべてに出演している野間口徹も登場。「なんでここまで続いたのか、最初のスタートラインが思いだせない」と話す三木に、野間口は「たしか3本目くらいで、監督が『なんかレギュラーみたいですよ』と言って。これからも出ちゃいますかみたいな感じでしたよ(笑)」と伝えて観客を笑わせた。

なお三木の監督作「きみの瞳(め)が問いかけている」が全国の劇場で上映中。「夏への扉 ―キミのいる未来へ―」は2021年2月19日に公開される。

※宮崎あおい、山崎賢人の崎は立つ崎が正式表記