Snow Man主演「滝沢歌舞伎」は見どころだらけ！深澤辰哉「渋谷に観に行く」

「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」の完成記念イベントが11月24日に東京・国立新美術館で行われ、主演を務めたSnow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が登壇した。

「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は、“和のスーパーエンタテインメント”として披露されてきた舞台と映画を融合させた作品。7月と8月に舞台の上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公演の見合わせが決まったことをきっかけに、滝沢秀明の手で映画化された。

Snow Manの面々はグループ名にちなみ雪の紋入りの和装で登場した。岩本は「舞台を楽しみに待ってくれていたファンに悲しい思いをさせるだけでは終わらせない。映画ではどう届けられるんだろうとワクワクしました」と映画化を喜ぶ。向井が「監督は自由にのびのびとやらせてくれましたね。コミュニケーションも取れていて、初めての監督にしてはちゃんとできていました」とジョーク交じりに滝沢を称賛した際には、ほかのメンバーからすかさず「どこ目線だ！」とツッコミの声が飛んだ。そしてラウールが「映画として芝居をしたのが初めてで主演も初めてだったので、すごく貴重な経験をさせてもらえた」と感謝すると、向井は「以下同文です」と続けて笑いを誘う。

印象深いシーンについて目黒は「たくさんやった殺陣です。カメラマンさんが僕たちの間に入って撮影をしているので臨場感がありました」とコメント。雨に打たれながら歌い踊った「組曲」が思い出深い宮舘は「映画ならではのシーンになっているので注目してほしいです」と同場面をお薦めし、阿部は「見どころ盛りだくさん」と思い入れたっぷりの様子で述べつつ「大画面で僕らのカメラ目線が見れるところには注目してほしいです！」とアピール。深澤は「スクリーンに笑い声があふれます！ 公開されたら渋谷に観に行きます！（笑）」と宣言する。

彼らは舞台が上演されるはずだった東京・新橋演舞場で本作を鑑賞したそう。渡辺は「これまで舞台を観てきた人は『この角度から見たい！』という気持ちがあったと思う。映画ではその期待に応えられるし、みんなに優しい作品になっていますね」と作品の出来に自信をのぞかせ、佐久間は「映画の枠組みを超えていると思いました。本当に観なきゃ損です！」と、岩本は「気が付いたらサーっと涙が出ていました」と振り返る。

本イベントでは、劇場で本編の上映前に流れる「滝沢歌舞伎オリジナル 映画鑑賞マナー映像」がお披露目された。メンバー全員が「鼠小僧」の衣装で出演していることに関して、向井は「僕のアイデアです！」と声を張るもすぐに撤回して「滝沢監督のアイデアです。悪役を演じているので、特別映像で笑顔を見せることができて楽しかったです」と満足げに話す。この映像は数種類用意されており、週替わりで上映予定。阿部は「ぜひコンプリートしていただきたいです！」とファンに呼びかけた。

なおイベント後の囲み取材で“今年の漢字”を聞かれ、岩本が選んだのは“感”。彼はその理由を「今年は色々なことを感じることが多くて、初めて感じることもたくさんあって、多くの人に感謝する年でもありました。そして僕たちのパフォーマンスを体感してほしい」と語った。

「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は12月4日より全国公開。

※記事初出時、人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします

(c)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会