Girls²が語る、大人っぽさと遊び心で魅せる『大事なモノ / #キズナプラス』 振付のポイントやメンバーのファッション事情も
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Girls²が11月18日に2nd EP『大事なモノ / #キズナプラス』をリリースした。キッズたちを中心に大人気のドラマ『ガールズ×戦士シリーズ』からデビューしたシンデレラガールズたち。そんな彼女たちがシリーズ第4期となる『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』(テレビ東京系)のオープニング曲「大事なモノ」を歌う。さらに竹下通りの公式イメージソングに選ばれた「#キズナプラス」、そしてアパレルブランド『WEGO』とコラボした「HERE WE GO」と、魅力的な楽曲がギュッと詰まった作品になっている。
「大事なモノ」には『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』の主役キャストメンバーによる新ガールズグループ・lovely²のメンバーも参加し、新たな歌声をプラス。Girls²ファンにとっても新鮮な1曲に仕上がっている。
そこで今回はGirls²の9人にインタビューを行った。各楽曲の聴きどころ、竹下通りの思い出、ファッションについてなど、青春ガールズトークで盛り上がった。(佐藤結衣)【インタビュー最後にプレゼント情報、オリジナル動画あり】
「大事なモノ」13人ならではのシンクロダンスに注目
ーー今回のEPは収録された3曲全てが話題作ですが、リード曲である「大事なモノ」を最初に聴いたときにはどんな印象を持ちましたか?
鶴屋美咲(以下、鶴屋):「大事なモノ」のデモテープを初めて聴いたのが、ちょうど自粛期間真っ只中で、歌詞が今の状況に合っているなと思いました。〈今だけは今にしか 出来ないことがあるから〉とか〈届く距離に来れたね〉というフレーズを見たときすごく感動して、今こそこの楽曲を歌う意味があるんだなと思って、気持ちを込めて歌おうと思いました。
小川桜花(以下、小川):私も〈今だけは〜〉のところが一番好きですね。前にお母さんからLINEで「この曲を聴いてほしいです。それでは聴いてください『大事なモノ』」って来たことがあったんですよ(笑)。お母さんにも歌詞が刺さったようで、よく意味を理解して歌うように心がけました。
鶴屋:ライブがなかなかできない状況が続いて、この曲を聴いて、「できない」じゃなくて「これはできる」みたいなことを意識するようになりました。SNSで発信を頑張ったり、オンラインならではのライブを考えたり……「今しかできないことってなんだろう」って前向きになれる曲です。
隅谷百花(以下、隅谷):私もみんなと同じでサビの〈今だけは〜〉っていう歌詞が一番好きですね。
山口綺羅(以下、山口):慣れない状況に疲れちゃったり、イベントがなくなっちゃってイライラしちゃったりしたときに聴いてほしいなって思います。私も、たまにちょっとだけ、そういう気分になることもあるので、特にサビの歌詞に勇気づけられています。私たち自身も希望をもらえた楽曲なので、皆さんにもきっと届くものがあると思います。
菱田未渚美(以下、菱田):私は、この曲を聴くと落ち着く感じがします。居心地がいいというか。
原田都愛(以下、原田):私も、お気に入りは落ちサビ(最後のサビ前)の部分です。結構しんみりしているというか、落ち着いている部分があるので、そこが一番歌詞の意味が入りやすいかなって。
ーーパフォーマンス面では何か意識されていることはありますか?
小田柚葉(以下、小田):今までと違った大人っぽさが全面に出ていて、私たちもちょっと成長した感じを見せられたらなと思います。
石井蘭(以下、石井):今回は9人に加えて、lovely²の4人の声も入っているので、それがすごくいい味が出ていたというか。年齢的にも幼い歌声なので、一味違った感じに完成したんじゃないかなと思います。
増田來亜(以下、増田):Girls²はふだんポップでキャッチーな楽曲が多いんですが、今回はカジュアルでナチュラルな雰囲気を意識しています。振り付けもいつもなら可愛らしくて踊りやすい楽曲がメインなんですが、今回は手足を長く使って、シンクロダンスのようなキレイに揃えた振り付けが多くなっています。13人ならではだなっていう映える振り付けなので、MVとかでもそういうところを感じてもらえたら嬉しいです。
山口:揃ったときは本当に気持ちいいですね。思わず、みんなで「おーっ!」って言っちゃいました。
原田:YouTubeにもダンス動画が上がっているんですけど。そのコメント欄にも「シンクロしてる」って書いてくださっている方を見かけて嬉しかったです。
ーー揃える上で、大切にしているところはありますか?
鶴屋:やっぱりみんな背丈が違うので、手足を伸ばし切って大きく見せるところは意識しましたね。
隅谷:タイミングや力の入れ方、方向が合うだけで、長さが気にならなくなってシンクロして見えるんですよ。
菱田:あと MVはセットにも注目してほしいです。Girls²にとって“「大事なモノ」=ステージ”という意味が込められいて、MVではステージの上でパフォーマンスをしていているんです。そういう裏ストーリーみたいなのも感じていただきたいです。
小川:そうなんです。私たちみんなデビューする前から、いろんなイベントやステージに立たせてもらってきて。そこで学んだり成長してきたので、私たちにとって「大事なモノ=ステージ」というコンセプトに繋がりました。ホールみたいなところを借りて、豪華なステージになって。
山口:本当に豪華で、そのままライブができそうな感じでした。メイク中にステージの様子が見られる画面があったんですけど、それを見ながらみんなで「すごい!」ってワクワクしました。
原田:やっぱりステージ感があるといつも以上に揃った感が出たよね。早くライブやりたいなって思いました。
鶴屋:lovely²はやっぱり緊張していたので、みんなでたくさんコミュニケーションを取って本番に挑みましたね。桜花がやっぱり人気でした。どこに行っても子どもたちから好かれる印象でしたが、lovely2のメンバーもやっぱり桜花のことが大好きで。
小川:私、笑いのツボが浅いから、すぐ一緒に笑っちゃうのがいいのかもしれない(笑)。
鶴屋:桜花のおかげで、みんな楽しそうだったよ!
ーーレコーディングでの思い出はありますか?
小川:基本的には1人ずつバラバラでレコーディングしました。だから、完成してからみんなの声を聴くっていう感じで。
鶴屋:そのほうが恥ずかしくないので、私は集中できて好きです。
原田:でも私、(鶴屋の声を)聴いていました。
鶴屋:え! 本当に!?
菱田:私も前の人の歌声を聴いて勉強しました。「こうやって歌っているのか」ってわかったら、ちょっと合わせてみたりとかもできるので。
石井:「大事なモノ」は難しかったという印象で。歌っている時も声が出しづらかったりとか、自分はそういうパートが多かったので結構練習は苦労しました。
小田:私も〈過ごせたらいいね〉という歌詞の部分は、音程を取るのがすごく難しかった。あとは〈少しふくざつになって〉が、すごく高くて出しづらかったな。
石井:柚葉のパートが一番難しそうだった!
増田:高音パート結構よく任されてるよね。
小田:そうなんですよ、いつも私、高いパートを任されるので。「そろそろ低いパートやらせてください~」って気持ちです(笑)。
石井:そもそもGirls²の楽曲、全体的にキーが高いんですよね。うまく地声で高いパートを歌える人数が限られてくるので。そうなると柚葉、百花、美咲にそういうパートが集中しますね。私は柚葉のパートを地声じゃ歌えないです。
小田:歌割りはスタッフの方が決めてくださってるんですけど、うまく音域の得意なところを汲み取って割り当てられているなって思います。
石井:私は低音パートを担当ですね。レコーディングでは、たまに掛け声を録るときに、高い声や低い声を出してみるときがあるんですけど、私はそこでも毎回重低音を3つくらい出す感じです(笑)。
増田:蘭ちゃんの声の特徴的に、その音域がよく聴こえるんだと思うよ。
鶴屋:たしかに、蘭ちゃんの声すごく聴こえるよね。
菱田:うん、Aメロとかの部分で聴こえる!
小川:不思議と「この曲は、この子の声がすごく聴こえるね」みたいなのがあるんですよね。
「竹下通りで遊んでいるGirls²を見かけたら、声をかけてほしい!」
ーー「#キズナプラス」は原宿・竹下通りのテーマソングにもなっていますね。
小田:「#キズナプラス」は歌詞がすごく特徴的で。〈やばばばいね〉とか、言葉が繋がってることが多くて。レコーディングのときには難しく感じたんですけど、いざ聴いてみたらすごくいい感じになってて嬉しかったです。頭にも残るし、ポップですごく元気が湧いてくるような楽曲なので、たくさんの人に聴いて欲しいです。
石井:衣装も「大事なモノ」は制服っぽいんですけど、「#キズナプラス」は竹下通りって感じのカジュアル衣装で。メンバー一人ひとり見てもらったらわかるんですけど、個性がすごく出ている衣装になってるので、チェックしてほしいです。
増田:私もなんかポリ袋みたいな素材で。
石井:かわいいよ!
増田:ふふふ。自分的にはすごく気に入っているんですけど、面白い素材だなって。
小田:素材とか柄とか、けっこう斬新な衣装なんですよ。桜花のだって茶色のセットアップで大人っぽくて。
石井:落ち着いた感じの子もいれば、ハデハデな子もいたり……。都愛ちゃんのバケットハットもハートなんですよね。
小川:っていうか、私服とほぼ一緒だよね?
原田:はい。私の友だちがこの衣装を見て、「都愛だけ私服なの?」って言われたくらい。
山口:私服からいつもオシャレだもんね。
菱田:絶対、このハットとか持ってるでしょ!
原田:それが持ってないんだよ。欲しい!
ーー(笑)。振り付けでは、メンバーの皆さんのアイデアが取り入れられた部分があるとか?
鶴屋:2番の腕を組み合わせて一列になるところですね。本当はそれぞれが自分だけで腕を絡ませる予定だったんですけど、私と百花がリハーサルのときに腕を合わせて遊んでいたら、先生が「それいいじゃん!」と盛り上がって。
小川:あのときもそうじゃない? それぞれが出ていくところ。ちょっとふざけて遊んでいたら、また先生から「それいいじゃん!」って。そのまま振り付けになっちゃいました。
ーーそれぞれの遊び心が見られるわけですね。
鶴屋:そうですね。そのあたりも楽しんで見ていただけたらと思います。
ーー皆さんは、竹下通りで遊んだことは?
石井:します! 最近だと、綺羅ちゃんと一緒に美容室へ行ったとき、帰り道に竹下通りでプリクラを撮りました。
増田:私はあまりアウトドア派じゃないので、外に遊びに行くことそのものが少ないんですけど。上京したてのときに1人で行ってみました。服を見て、あとコスメ店みたいなところ入って……。いろんなものがあって1人でもすごく楽しかったです。
山口:私は九州出身なので、初めて原宿に行ったときは「ここはテーマパーク?」って思いました。
隅谷:虹色の綿菓子とかないもん、地元に!
原田:かき氷、チュロス……おいしいものがいっぱい!
小川:初めて行った時は、いろんなものがキラキラして見えたよね。
鶴屋:歩いているだけでスカウトの方が声をかけてくださるのも「東京だー!」って思いました。
ーーやっぱり気づかれますか?
小田:私、全然声かけられないんですよ! 堂々と話しかけられたのは、近くのスーパーで1回だけ。そういう繁華街みたいなところでは一度も声をかけられたことないんです。もう自慢です、逆に(笑)。イベントの帰りに、そのまま会場の近くで買い物していてもバレなかったし。目の前に、私と同じ衣装を着た子とかもいっぱいいるんですよ? なのにバレないんでびっくりしました。もう、いっそのこと自分から目立ちにいこうとしたんですけど、それでもバレなかった!
石井:ステージでは輝くタイプなのに、そういう場所でシュンっとなるのがすごいなと思う(笑)。
増田:私も最初「気づかれない」って言われたときに、「そんなことある?」って思ったんですよ。ダンス監修のスタッフさんとかステージでの柚葉をすごく褒めるんですね。「柚葉はキャリアも長いし、魅せるのが得意だから」って。メンバーみんなも「柚葉=カリスマ性がある」と思っていて。でも衣装を脱いだ後の空気感は……なるほどなって(笑)。
小田:美咲と一緒に遊んでて、美咲だけ気づかれるとかもありますからね。3人で歩いてるのに、私以外の2人だけ声かけられるとか。いや、3人中2人なら、もう1人もメンバーの可能性が高いから! 気づいて!って。
ーー(笑)。じゃあ皆さんが竹下通りで遊んでいるところに遭遇したら、声かけてくれた方が嬉しいですか?
増田:はい。
小田:言っちゃおうかな。
増田:自分から?
小田:うん、「#キズナプラス」が流れているところで「Girls²の小田柚葉です。この曲、歌っています!」って。
石井:それ、一番恥ずかしいやつだよ(笑)。
布1枚派から変身願望派まで! Girls²のファッション事情
ーー3曲目の「HERE WE GO」は、人気アパレルブランド・WEGOとのコラボ曲になっていますね。
鶴屋:はい。最初の入り方とか、全体的に同年代の子にも気に入ってもらえるような特徴になっていて。自分たちもすごく楽しんでやっているので、それが伝わってほしいなと思います。歌詞も「あの子より可愛くないとか言ってもキリないから、自分のことを好きって言ってくれる人を大事にしよう」っていう内容で、みんなが共感できると思います。
小川:サビのパンパカパーンのところも好き! 朝、テンション上げたいときに聴いてほしい曲です。あと、今回の3曲のなかではダンスが一番覚えやすいと思います。
原田:早くライブで一緒に踊りたいですね。
小川:WEGOさんの店内でMVを1カット撮影しているのも注目してほしいポイントです。
鶴屋:あれは大変だったよね。
隅谷:特に美咲の移動がすごい。
鶴屋:お店のオープン時間までに撮り終わらないといけないから、ミスしないようにドキドキでした!
ーーWEGOとのコラボということで、皆さんのファッション事情についてもお聞きしたいです。
小田:WEGOさんにはプライベートでもよく行きます。去年、美咲と竹下通りでご飯を食べて、お揃いの洋服を買ったときにも行きました。たまたま私と來亜が持っていたベストがあって、それを見た美咲が「私も欲しい」って言うから、「じゃあ買いに行く?」って。
原田:私も原宿に行ったら必ずWEGOさんに寄ります!
隅谷:相当な愛用者だよね。もう買い占めちゃってるレベル!
鶴屋:WEGOさんとのコラボで一番喜んでいるのは都愛ちゃんだろうなって思っていたよ。
ーーファッションに目覚めたのはいつぐらいなんですか?
原田:中1ぐらいです。
菱田:お母さんもオシャレだもんね。センスがすごい!
原田:お母さんの真似してたらこうなりました。未渚美は大人ガーリーって感じ。ヒョウ柄のスカートとか。
小川:うん、ちょっと大人っぽい感じで。自分に似合う服がわかってるよね。
鶴屋:桜花とか綺羅は同じ系統のオシャレさんだよね。
山口:最近よく一緒にお買い物に行くんですけど、同じお店に入ったら、同じアイテムを選んじゃうんですよ。
鶴屋:最近の桜花は、本当に服飾学校に通ってる学生さんにいそうな着こなしって感じなんですよ。
小川:最近ちょっと美容の専門学校に行きたいなって思い始めたくらい!
原田:一番独特なのは……(チラ見)。
隅谷:え、私!?
ーーいつもどんな私服を着られるんですか?
隅谷:普通に布1枚です。
菱田:違う違う、ももちゃん、あれはノースリーブっていうんだよ。
鶴屋:冬でも絶対に上着を脱いだらノースリーブなんですよ。薄いんです。寒いでしょって(笑)。大丈夫? 風邪引いてない?
隅谷:大丈夫。風邪引いてない!
小川:美咲は60年代レトロが好きだから、シルエットが見えるワンピースとかをよく着ているイメージ。
原田:あれは美咲ちゃんだから似合うって感じ。
鶴屋:でも、逆に私も原宿色に染まってみたい願望があります。1回すごいふわふわの虹色ヘアになってみたい!
山口:それ、やってみたい! メンバープロデュースで変身!
原田:たしかに、いろんなファッションとかで変えてみたい!
鶴屋:今度みんなで竹下通りに行って、変身してもらいたいな。
――では、最後に新作を楽しみにしているファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。
鶴屋:今回は3曲ともめちゃくちゃ気合が入っている楽曲です。全部にMVがついていたり、タイアップをもらっていたり、私たちにとっても「挑戦」という感じの作品になりました。いろんな人に広まってくれたら嬉しいです、ぜひ愛してください!
【オリジナル動画】Girls²の「私が生活のなかで大事にしていること!」
サイン入りチェキプレゼント
Girls²のサイン入りチェキを各1名様にプレゼント(ランダム)。応募要項は以下の通り。
応募方法
リアルサウンド公式Twitterと公式Instagramをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となりますので、メンバーの指定は受け付けておりません。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
リアルサウンド 公式Twitter
リアルサウンド 公式Instagram
<締切:12月9日(水)>
■リリース情報
Girls² 2nd EP『大事なモノ / #キズナプラス』
2020年11月18日(水)リリース
初回限定ダンス盤【CD+DVD 2枚組】¥3,500+税
初回限定ライブ盤【CD+DVD 2枚組】¥4,000+税
通常盤【CD】¥1,500+税
<収録内容>
【CD】
1. 大事なモノ
2. #キズナプラス
3. HERE WE GO
4. 大事なモノ(カラオケ)
5. #キズナプラス(カラオケ)
6. HERE WE GO (カラオケ)
※4〜6は通常盤のみ収録
【ダンス盤DVD】
1. 大事なモノ -ミュージックビデオ-
2. 大事なモノ -ダンスパフォーマンスビデオ-
3. 大事なモノ – ドラマオープニングノンクレジット ver. –
4. #キズナプラス -ミュージックビデオ-
5. HERE WE GO -ミュージックビデオ-
6.「Girls² スペシャル生配信イベント ~おうちでチュワパネ!~」全編(76分)
【ライブ盤DVD】
『mirage² DIGITAL LIVE 2020』 完全収録(66分)