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斎藤工主演×エリック・クー監督『家族のレシピ』2019年3月公開 共演に松田聖子、伊原剛志ら

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リアルサウンド

 斎藤工が主演を務める、シンガポール・日本・フランス3ヶ国合作映画『Ramen Teh(原題)』が、『家族のレシピ』の邦題で2019年3月より、シネマート新宿ほかにて全国順次ロードショーされることが決定した。

参考:斎藤工、物語に大きな展開を生む 『半分、青い。』祥平役で見せたリアルな人間像

 本作は、シンガポールと日本の外交関係樹立50周年(2016年)をきっかけに製作された、ラーメンとバクテー(肉骨茶)、両国ソウルフードの「美味しい」がつなぐ家族愛を描いた作品。斎藤演じる主人公の真人が、父親の死をきっかけに幼い時に亡くした母の地元・シンガポールに旅立ち、一度はバラバラになってしまった家族の絆を取り戻すために奔走する。

 斎藤演じる主人公に現地の名物グルメを案内し、家族探しを手助けするシンガポールのフードブロガー役で松田聖子が出演。さらに、伊原剛志や別所哲也ら日本人キャストに加え、シンガポールから、人気コメディアンのマーク・リーや国民的女優のジネット・アウらがキャストに加わった。カンヌ・ヴェネチア、トロント、ベルリンなどの国際映画祭で常に高い評価を得ているシンガポールを代表する映画監督で、2011年にはマンガ家・辰巳ヨシヒロの漫画を原作に初の長編アニメーション『TATSUMI マンガに革命を起こした男』を発表したエリック・クーが監督を務めた。

 なお本作には、美食の国・シンガポールの名物グルメの数々と、今や日本を飛び出し世界的なブームを巻き起こしているラーメンが劇中に続々と登場。過去に、映画『二郎は鮨の夢を見る』『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』なども上映され話題となった、ベルリン国際映画祭の食をテーマに秀逸な作品を選出する「Culinary Cinema(キュリナリー・シネマ)」部門にて、今年の2月にワールドプレミアが行われ、エリック・クー監督や斎藤、松田も出席した食事会付き上映は評判となった。また、9月21日から29日にかけて開催されるサン・セバスチャン国際映画祭の「Culinary Cinema(キュリナリー・シネマ)」部門にも正式招待が決まり、食事付き上映会が現地時間9月23日18時半より行われる。現地には、エリック・クー監督、主演の斎藤、松田、シンガポールより女優のジネット・アウが出席する予定だ。(リアルサウンド編集部)