白濱亜嵐、大先輩・奥田瑛二からの暴露話にアタフタ 酒席で肉体美披露?
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困難に立ち向かう高校生カップルの純愛を描く『10万分の1』が11月27日、全国174スクリーンで封切り。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、ダブル主演を果たした白濱亜嵐(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE)と平祐奈、共演する優希美青、白洲迅、奥田瑛二、メガホンをとった三木康一郎監督が登壇した。
校内の人気者・桐谷蓮(白濱)と同じ高校に通う桜木莉乃(平)は誰もがうらやむカップルだったが、ある日、莉乃が10万人に1人の確立でかかる難病ALSだと診断される。迷惑をかけまいと別れを切り出す莉乃に対し、蓮は自分が守ると誓うが…。『「彼」first love』、『僕達は知ってしまった』など数々のヒット作を生み出した宮坂香帆の同名漫画を映画化した。
クランクアップから約2年の歳月を経て、ついに封切りを迎えるこの日、白濱は「無事にこの日を迎えて、自分自身もホッとしている。こういう状況ですが、皆さんのお顔を見ながら舞台挨拶ができてうれしい」と感激しきり。「胸キュンな恋愛が軸の作品ですが、ALSという難病についても、見てくださった皆さんの心に残れば。蓮と莉乃が一歩一歩前に進むストーリーで、僕自身も勇気と元気をもらいました」とアピールした。
そんな白濱の言葉にうなずきながら、平も「撮影前に実際の患者さんからお話をうかがうこともありました。病気と向き合っている人たちがたくさんいるので、ぜひ(ALSについて)皆さんが知るきっかけになれば」と願いをこめ、「私自身も演じながら、莉乃ちゃんのこと、病気のことと向き合っていた。人との出会いも、10万分の1くらい大切なもの」と撮影を振り返った。
ベテラン俳優の奥田は、莉乃の祖父を演じ「僕にも孫が2人、しかも女の子なんで、企画書の段階で自分とオーバーラップしちゃって。台本を読んで、グッときて、すぐに参加すべき作品だと思った」と回想。以前から白濱とは親交があるといい「コロナ前ですが、一緒にお酒を飲んだとき、酔った勢いで『お前、肉体美見せろ』って。本当に見せてくれたんですが、本人は全然覚えていなくて(笑)」と暴露話も。当の白濱はまったく覚えていないと明かし、ファンの前でアタフタしていた。
また、孫を演じた平については「本当の孫のように思わせてくれた。シャボン玉のような、でも強さも持っている、とてもチャーミングで不思議な女優さん」とべた褒め。共演した平は「奥田さんを目の前にすると、不思議なパワーが伝わって、涙が止まらなくなることも。安心感があり、奥田さんの孫として撮影できて、幸せだった」と話していた。
取材・文・写真=内田涼
『10万分の1』
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