「オトコ・フタリ」稽古風景を公開、山口祐一郎が意欲「さらに練り込んで」
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「オトコ・フタリ」稽古の様子。
山口祐一郎、浦井健治、保坂知寿が出演する「オトコ・フタリ」の稽古風景を捉えた写真とキャストのコメントが到着した。
本作は、NHK大河ドラマ「篤姫」「江~姫たちの戦国~」などで知られる田渕久美子が脚本を書き下ろし、山田和也が演出を手がける三人芝居。作中では、画家・禅定寺恭一郎(山口)と、禅定寺の家政婦・中村好子(保坂)、そして禅定寺のアトリエにやってきて「弟子にしてください」と言い出す若者・須藤冬馬(浦井)によるコメディが展開する。
キャストたちはマスクとフェイスシールドを着け、感染対策を行ったうえで稽古に取り組んでいる。通し稽古を終えた浦井は「稽古場ではソーシャルディスタンスをしっかり取りつつ、ぎゅっと密度のあるお芝居が生まれています。今日は演出の山田和也さんの手綱によってガラリと芝居の色が変わって驚きました。と同時に瞬時にそれができる先輩方のすごさを改めて実感しました」とコメントした。
保坂は「現代劇でリアルな話だからこそ、すごく繊細なお芝居なのだなと思いました。初日までもっと深めていけるようにがんばります」と意気込みを述べる。さらに山口は「初めて本読みをした段階で、もう立ち稽古ができるのでは、と思うくらいでした。3人共がそれくらい準備して臨んで、今の時点でここまでできているものを、さらに練り込んで魅力的な作品になればいいなと願っています」と期待を寄せた。
「オトコ・フタリ」の公演は12月12日から30日まで東京・シアタークリエ、来年1月15日から17日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、23・24日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリスにて。
「オトコ・フタリ」
2020年12月12日(土)~30日(水)
東京都 シアタークリエ
2021年1月15日(金)~17日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2021年1月23日(土)・24日(日)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス
脚本:田渕久美子
演出:山田和也
出演:山口祐一郎、浦井健治、保坂知寿