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佐々木蔵之介が「作家刑事 毒島真理」役作りに戸惑い?新川優愛のコメントも到着

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左から吹越満演じる麻生、新川優愛演じる高千穂明日香、佐々木蔵之介演じる毒島真理、徳重聡演じる犬養隼人。

ドラマ「中山七里ミステリー 作家刑事 毒島真理(ぶすじましんり)」より、キャストの佐々木蔵之介、新川優愛のコメントが到着した。

中山七里の小説を原作とした本作の主人公は、毒を吐きながら独自のスタイルで事件を解決していく“作家刑事”・毒島真理。現役のベストセラー作家でありながら、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書きを持つ毒島が、新入り刑事の高千穂明日香と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件を捜査していく。佐々木が毒島、新川が高千穂を演じ、女流作家・羽衣サヤ役で遊井亮子、長年作家を目指す只野英郎役で塚地武雅、高千穂の先輩刑事・犬養隼人役で徳重聡、高千穂の上司である警部・麻生役で吹越満がキャスティングされた。

佐々木は「今まで自分はそこまで特異な際立ったキャラクターを演じたことがなかったので、ええ役を作るのに結構戸惑いました」と述べ、「毒島は非常に口が悪くて冷徹なのですが、わかりやすくいうと『毒をもって毒を制す』ですね。彼が正義のためにそういう言葉遣いをしていると認識すれば、相手を侮辱したり、非難したり、さげすんだりしているのも納得でき、役が作りやすくなりました」と語る。

新川は自身が演じる高千穂について「コミカルでかわいらしい女の子、だけど真面目でまっすぐ、応援したくなる子だなと感じました」と説明し、「佐々木蔵之介さん演じる毒島に、右へ左へ上へ下へと、とことん振り回されようと思い、臨みました。佐々木さんとは今回、初めてご一緒させていただいたのですが、とても優しくて、お芝居について小さなことでもアイデアをいただいたり、相談にのっていただきました」と振り返った。

ドラマ「極主夫道」の本田隆一が監督、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の林誠人が脚本を担当した「中山七里ミステリー 作家刑事 毒島真理」はテレビ東京系で11月30日20時よりオンエア。

月曜プレミア8「中山七里ミステリー 作家刑事 毒島真理」

テレビ東京系 2020年11月30日(月)20:00~21:54

佐々木蔵之介 コメント

これまでも刑事役を演じて来ました。が…作家兼刑事は初めてです。
毒島真理。もう役名からして穏やかでははなさそうです。
相手の弱点を瞬時に掴み、超絶毒舌で攻め倒します。劇中では、癖者の作家たちの容疑者を、貶めるほどのド正論?でいたぶります。
「毒を以て毒を制す」
この毒島の吐く「毒」を、どうエンターテインメントに見せるか、監督、プロデューサー等と相談し作り上げていきました。
毒島の台詞で「努力は必ず報われる。そうでなきゃ冒険なんて虚しいだけだもの。ただしね、その努力って、正しい努力に限られるから」というのがあります。この「正しい努力」というのが真理を突いています。
彼が吐く猛毒は、ブラックユーモアや皮肉も溢れています。でも、そこには「正義」が隠されているのです。
かなりクセありの痛快ミステリー、是非お楽しみください。

新川優愛 コメント

台本を読んだ時に高千穂明日香はコミカルでかわいらしい女の子、だけど真面目でまっすぐ、応援したくなる子だなと感じました。佐々木蔵之介さん演じる毒島に、右へ左へ上へ下へと、とことん振り回されようと思い、臨みました。佐々木さんとは今回、初めてご一緒させていただいたのですが、とても優しくて、お芝居について小さなことでもアイデアをいただいたり、相談にのっていただきました。本作はサスペンスの醍醐味である、誰が犯人で、どんなトリックがあるのか、そこはもちろん楽しんでいただきたいですが、毒島さんはじめ、キャラクター一人一人がとても濃く、面白いので、そこも一緒に楽しんでいただきたいです。

※記事初出時より、佐々木蔵之介のコメントを差し替えました。

(c)テレビ東京