想田和弘「精神0」がナント三大陸映画祭でグランプリ受賞、再上映も決定
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「精神0」
想田和弘の監督作「精神0」が第42回ナント三大陸映画祭でグランプリにあたる金の気球賞を受賞した。
フランス現地時間11月20日から29日にかけて開催されたナント三大陸映画祭。今年はフランスがロックダウン中のためオンライン開催となったが、ロックダウン解除後には本作の上映も予定されている。映画祭の公式サイトでは受賞者のコメント動画が配信中だ。
想田とプロデューサーの柏木規与子は連名でコメントを発表。「歴史ある映画祭で最高賞をいただき、驚くとともに大変光栄です。ナント三大陸映画祭には過去3度参加したことがありますが、スタッフや観客の熱烈な映画愛が感じられる、大好きな映画祭です」と喜びをつづっている。受賞を記念し、1月9日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次再上映されることも決まった。
「精神0」は、2009年公開作「精神」に登場した精神科医・山本昌知に想田が再びカメラを向けたドキュメンタリー。82歳で引退を決意した彼の新たな人生を追いかけていく。第70回ベルリン国際映画祭フォーラム部門ではエキュメニカル審査員賞を受賞した。
想田和弘、柏木規与子 コメント
歴史ある映画祭で最高賞をいただき、驚くとともに大変光栄です。
ナント三大陸映画祭には過去3度参加したことがありますが、スタッフや観客の熱烈な映画愛が感じられる、大好きな映画祭です。
山本先生や芳子さんをはじめとした、映画に登場してくださった皆さんに、改めて感謝いたします。
この賞が、日本でより多くの皆さんに「精神0」をご覧いただくきっかけになりますように。
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