恋を捨てた男が人魚と見つめ合う、「マーメイド・イン・パリ」新場面写真
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「マーメイド・イン・パリ」新場面写真
マチアス・マルジウが監督を務めた「マーメイド・イン・パリ」の新たな場面写真が公開された。
フランス・パリを舞台とする本作は、恋を知らぬまま男性たちの命を奪ってきた人魚のルラと、恋する感情を捨てた男ガスパールの姿を描くラブストーリー。ニコラ・デュヴォシェルがガスパール、マリリン・リマがルラを演じた。公開された場面写真には、歌を通してガスパールとルラが心を通わせていく様子などが写し出されている。
物語の着想について「恋する気持ちに免疫がついてしまった登場人物たちのことが頭にあった」と語るマルジウ。決定的なきっかけになったのは、2016年にパリで起きた洪水だったと話し「魚やカモたちが(増水した)セーヌ川の土手に上がっていた。その光景は雪嵐のあとのように危険であると同時に詩的だった。そしてキャットフィッシュが発見されたとき、人魚を作り出したいと思ったんだ」と明かした。
「マーメイド・イン・パリ」は2月11日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。「マダムのおかしな晩餐会」のロッシ・デ・パルマ、「ルノワール 陽だまりの裸婦」のロマーヌ・ボーランジェ、「世界にひとつの金メダル」のチェッキー・カリョもキャストに名を連ねた。
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