ギャスパー・ノエ監督作『ルクス・エテルナ 永遠の光』全国順次公開決定 本編冒頭映像も
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「のむコレ2020」にて上映された映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』の全国順次公開が決定。あわせて冒頭映像が公開された。
本作は、アートと深い関わりを持ち続けるファッションブランド、サンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロが「様々な個性の複雑性を強調しながら、サンローランを想起させるアーティストの視点を通して現代社会を描く」というコンセプトでスタートさせたアートプロジェクト「SELF」の1作として製作されたギャスパー・ノエ監督最新作。2019年の第72回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングにて上映され、賛否両論を巻き起こした。
『ニンフォマニアック』のシャルロット・ゲンズブール、『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダルが主演を務めるほか、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』より女優業にも進出するモデルのアビー・リー・カーショウや、ミカ・アルガナラズ、ルカ・アイザック、ポール・ハメリンといったトップモデルらがキャストに名を連ねた。
公開された冒頭映像は、ゲンズブールとダル監督による映画の撮影現場という設定の中、リハーサルまでの時間、主題である魔女狩りについて、また今までの撮影にまつわる裏話について赤裸々に話す、約12分間にも及ぶアドリブシーンの一部。
ゲンズブールは「誰かを演じようとはしていませんでした。邪魔されたくない女優を大げさに演じることは楽しかったですが、事実に基づいて演じることは面白かったです。2つのカメラを前に何でも好きなことを言えるのはエキサイティングで、ギャスパーも楽しんでいました」と話し、ダルは「ほとんど作り話はありません!アドリブでは個人的な話をするようにしました。シャルロットとの間に親密さを生むためです。あたかも女優と監督間で本当に行なわれるように、ゆっくりと互いを探っていきました」と撮影の裏側を明かしている。
12月1日時点の全国の公開予定劇場は下記の通り。
公開予定劇場
2021年1月8日(金)東京:シネマート新宿、アップリンク吉祥寺、シネマート心斎橋
2021年1月9日(土)富山:ほとり座
2021年1月22日(金)愛知:センチュリーシネマ
2021年1月29日(金)宮城:チネ・ラヴィータ
2021年2月20日(土)沖縄:桜坂劇場
2021年2月26日(金)京都:アップリンク京都
近日公開
神奈川:シネマ・ジャック&ベティ、あつぎのえいがかんkiki
福岡:KBCシネマ
■公開情報
『ルクス・エテルナ 永遠の光』
2021年1月8日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開
監督:ギャスパー・ノエ
出演:シャルロット・ゲンズブール、ベアトリス・ダル、アビー・リー・カーショウ
配給:ハピネット
フランス/2019年/51分
(c)2020 SAINT LAURENT-VIXENS-LES CINEMAS DE LA ZONE