西野亮廣からのクリスマスプレゼント、「えんとつ町のプペル」映画&イベントに自信
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「映画 えんとつ町のプぺル」の特別装飾を披露する西野亮廣。
「映画 えんとつ町のプペル」展が東京・東急プラザ渋谷で本日12月4日にスタート。映画の製作総指揮・原作・脚本を担当した西野亮廣がプレス発表会に登壇した。
西野が手がけた絵本「えんとつ町のプペル」をもとに、STUDIO4℃と監督の廣田裕介がアニメーション化した本作。厚い煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチとゴミ人間プペルの冒険を描く物語だ。
東急プラザ渋谷では「東急プラザ渋谷 1周年特別祭」を12月31日まで実施しており、その一環として「映画 えんとつ町のプぺル」展が行われる。スタンプラリーのほか、西野の監修による特別装飾を展開。飲食店舗ではストーリーにちなみ星の形を取り入れた限定メニューが提供され、カフェ・Pepper PARLORでは物語のシーンを再現したコラボメニューが展開される。
物語に登場する“えんとつ町”は渋谷をモデルにしており、西野は「うれしいですね」と今回のタイアップを喜んだ。イベントについては「絵が展示されるようなイメージを持たれる人が多いと思いますが、そういったことではなく。各フロアに『映画 えんとつ町のプぺル』に関わる展示があります。意識したことは、今しかできないものを展示しようと。つまり3年後とか5年後も展示できるものはやめようという思いがあって。各フロアに、テレビにもインターネットにも出てない、未公開の映画のシーン(の展示)があって、それを観て回るような内容です」と見どころをアピールする。
事前に映画の内容を見せることに葛藤もあったようで、「いろんな意見があって。作り手としては映画館で観てもらい、そこで全部知ってほしい気持ちもある。ネットで広まってしまうことを嫌がる人も多くて。その気持ちもよくわかるので大事にしたいと思いました。でも『現場で見る』ということであれば変な拡散のされ方はしないので、それならいいだろうとご理解いただきました。本当にここでしか見られないものを出させていただきます」と伝える西野。「この状況ですから、当然いろんなことに気を付けなきゃいけないですが、経済を止めてしまうのもよろしくないので。各フロアでお買い物して、ごはんを食べて……そのお役に立てたら」と開催の意義を語った。
展示も西野自ら監修しているが、当の本人は「僕は進行状況を聞いて、偉そうにアドバイスした程度。信用しているスタッフたちがむっちゃがんばってくれました。本当にいいものができているので、そこは自信があります」と謙遜。「2020年はやっぱりコロナを外して語れないなと思います。僕ら自身もけっこう大変な中で制作を進めて。同じように今年は苦しい思いをしたり、涙を流された方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、最後の最後はハッピーエンドで終わりたい。1年間がんばられた方のエールとなるような作品とイベントを用意いたしました。ぜひ東急プラザ渋谷、そして映画館に足を運んでいただけるとうれしいです」と語りかけ、「めちゃくちゃ期待してもらって大丈夫です。すごいのができたので。いいクリスマスプレゼントになると思います!」と念を押すようにアピールした。
「映画 えんとつ町のプペル」は12月25日に全国で公開。声のキャストには芦田愛菜、窪田正孝、立川志の輔、小池栄子らが名を連ねる。
(c)西野亮廣 /「映画えんとつ町のプペル」製作委員会