「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ドク&ビフ役俳優が東京コミコンに映像で登場
映画
ニュース
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開35周年記念スペシャルに登場したクリストファー・ロイド。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開35周年記念スペシャルが、オンライン開催されている「東京コミックコンベンション2020(東京コミコン2020)」内で本日12月4日に配信。キャストのクリストファー・ロイド、トム・ウィルソンが映像でメッセージを寄せた。
ロバート・ゼメキスが監督、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、2020年で第1作公開から35年を迎えた同シリーズ。ドクことエメット・ブラウン博士をロイド、悪役のビフ・タネンをウィルソンが演じた。なお、シリーズ3作の4Kニューマスター版が本日12月4日から東京・新宿ピカデリーほかで上映されており、マイケル・J・フォックス演じる主人公マーティの声を日本語吹替版で担当した三ツ矢雄二と、ビフ役の玄田哲章もお祝いのコメントを寄せた。
映像の中でウィルソンは劇中でマーティが歌っていた「Johnny B. Goode」を歌いながら登場。「マスクの代わり」と言いながら付箋を顔に貼るなどしておどけつつ、以前日本でのイベントのために来日した際のことを回想する。「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』があまりに人気なときに渡航したから、僕たちは本当に驚いたんだ。ファンの人が柵を壊しつつあって、僕の兄弟に『聞け、もしもあの柵が倒れてこっちに人が来たらお前の背中に隠れるから』って言ったんだ。彼は相撲取りのような体の大きさだから(笑)」と明かし、「だから『バック・トゥ・ザ・フューチャー』への愛情と、人の波に潰されるんじゃないかという恐怖を両方同時に思い知るきっかけだったんだ」と笑う。ロイドはほほえみながら「それはすごかったね」とウィルソンのエピソードを聞いていた。
「クリス、君は空を飛ぶことが多いから、日本には何度も行ったことがあるんじゃないか?」とウィルソンがジョークを交えながら聞くと、ロイドは「何回も行ったことがあるよ。妻のリサとともにまた行きたいね。まだ見ていないものもあるし、近々また行きたいと思っているんだ」と希望を込める。
最後にウィルソンは日本のファンについて「本当に作品に対する愛情があり、僕らの演技に対してとても敬意を表してくれる、それがとても素晴らしいことだよね」と語り、ロイドもうなずく。しかしウィルソンが「もし日本のファンのみんながこの映像を観てくれているとしたら、もっと楽しいことを人生で探さないといけないよ」と笑うと、ロイドは「僕らには心を染める力があるのさ」と笑顔を見せた。
東京コミコン2020は、6日までオンラインで開催。