成田凌、岸井ゆきの、石井杏奈、内野聖陽、綾野剛主演『ホムンクルス』出演決定 特報映像も
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『ホムンクルス』 (c)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ
映画『ホムンクルス』が2021年4月2日(金)に公開となる。この度、本作のメインキャスト陣とティザーポスタービジュアル、特報映像が公開された。
物語の主人公は一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る名越進。彼は期限7日間、報酬70万円を条件に第6感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受け、右目を瞑って左目で見ると人間が異様な形に見えるようになる。「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」とされる、その異形をホムンクルスと名付けた彼の見たものは、真実なのか、脳が作り出した虚像の世界なのか。
キャストは、記憶も感情も失くした主人公役に綾野剛。彼にトレパネーション(頭部穿孔)を薦める謎めいた医学生・伊藤学役を『カツベン!』(2019)などで数々の映画賞を受賞し、その演技力に定評があり現在NHK連続テレビ小説『おちょやん』にも出演中の若手実力派俳優の成田凌が演じている。さらに“謎の女”として、『愛がなんだ』(2019)や『空に住む』(2020)などで注目を集める岸井ゆきのも登場。
さらに主人公に関わっていく女子高生役を、E-girlsのパフォーマーとしても活躍し『心が叫びたがってるんだ。』(2017)や『記憶の技法』(2020)にも出演した石井杏奈が務める。また主人公に意外な深層心理を見られてしまうヤクザの組長役には『海難1890』(2015)や『きのう何食べた?』(2019)などドラマ・映画・舞台と幅広くその存在感を放つ名優・内野聖陽が選ばれた。
このキャスト陣に清水崇監督も「旬な熱量と存在感、センスと実力…において、この俳優陣がベストだと思っています」と語る。
待望の特報映像は、医大生の伊藤による「記憶ないんですよね?」のセリフから始まる衝撃の内容。スタイリッシュながらスピード感ある映像が、原作の世界観を最大限に引き出している。期限7日の覚醒体験、心の闇が視覚化する衝撃のサイコミステリーが誕生。目に見えるものが真実ではないという論理が、あなたに何を体感させるのか?人間という生き物の正体とは何なのか。
2021年4月2日の日本限定公開の後、Netflixでの全世界独占配信が決定している。
<成田凌・コメント>
僕が演じた派手で臆病な伊藤という人間は、僕自身抱えたことのないトラウマがあり、冷静であるが故の起伏の激しさがある、常に矛盾と戦い生きている人です。僕は普通に生きたいですが、本作は人間というものを、思い出させてくれるような、とても興味深い作品だと思います。
<岸井ゆきの・コメント>
今回の現場では、チームのみんなが集まってその場面を共有し、整理しながらひとつひとつのシーンを作っていく現場だったので、毎回少しのずれもしっかり相談することができ、素直に役に挑めました。私が演じる役は、名越との出会いをきっかけに自分の過去と向き合うことになるのですが、多くは語らない曖昧な記憶との戦いを、短いシーンでどう表現するか悩みました。もし自分に脳内覚醒・第六感が芽生えたら、もうこの世にはいない祖母や祖父ともう一度話せたらいいなあと思いますが、オバケが見えるのは御免なのでこのままでいい、のか。。。むずかしいところです。
<石井杏奈・コメント>
監督は、優しく寄り添ってくださり、細かい目の動きや手の動きも演じながら一緒に考え、演出していただきました。現実の世界とホムンクルスの世界との演じ分けが少し大変でした。多感な時期ならではの隠れた我慢や発散に共感し肯定しながら、自分の過去を思い出しつつ作りました。もし自分に脳内覚醒・第六感が芽生えたら、毎日癒しを貰っている愛犬のうちに秘めた想いやコンプレックスを見てみたいです。
<内野聖陽・コメント>
「人はそれぞれの心に化け物を持っている」という視点がとても面白い。私の役は、組長といういかついキャラですが、その深層心理には意外なものを持っています。そこに惹かれました。「呪怨」の清水崇監督が作られるのですから、これはゾッとするようなリアリティーのある映像世界になるに違いないと、ワクワクする思いで参加させて頂きました。もし自分にホムンクルスが見えるようになったら、人生毎日が楽しすぎて刺激が強すぎますよねぇ。
『ホムンクルス』
2021年4月2日(金)公開
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