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EXILE ÜSA「この大会で一歩でも成長できてくれたら」『EXILE CUP 2018』決勝大会レポート

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リアルサウンド

 LDHが主催する、小学生のフットサル大会『EXILE CUP 2018』決勝大会が23日、愛媛県今治市のありがとうサービス. 夢スタジアムで行われた。大会には、EXILE ÜSAや元E-girlsのDream Aya、Dream Shizuka、Happinessの川本璃、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーなど、LDH所属アーティストが応援に駆け付け、未来のJリーガーにエールを送った。

 小学4年生から6年生を対象にした『EXILE CUP』は、子ども達の夢を応援するために、LDHが社会貢献活動の一環として2010年からスタート。今年で9回目を迎えた本大会は、全国から523チーム、約4,500人の子どもたちが参加。決勝大会では、全国9地区12会場で行われた予選大会を勝ち抜いた12チームの強豪が、日本一の座をかけて白熱した試合を繰り広げた。

 開会式にて、本大会のスペシャルサポーターを務めるÜSAは、「全国の予選大会を勝ち抜いてきた精鋭たちの素晴らしいプレイが見ることができるのが楽しみ」と期待を述べた。また、本大会のアドバイザーでFC今治のオーナーでもあるサッカー元日本代表監督・岡田武史氏は、「9年間に渡って大会を続けてきた結果、この『EXILE CUP』に出場して、今はU16の日本代表になった選手もいる。大会を通じて選手が育っている。いろんな経験を通して、将来日本のサッカーを支えるような選手になってほしい」と、選手たちを激励。

 ÜSAが考案したエクササイズ「EXダンス体操」を出場者ら全員で行った後、予選リーグへ。本大会は年々、開催規模が大きくなり、出場選手のレベルも向上。8月に開催された『JFAバーモントカップ 第28回全日本U-12フットサル選手権大会』にて優勝したばかりの注目株、大阪市ジュネッスFC(大阪府)も関西代表の1チームとして出場し、予選リーグAブロックでは、関東代表の強豪・P.S.T.C. LONDRINA SF UM(神奈川県)と接戦を繰り広げた。結果、両チームは2対2の同点引き分けとなったが、予選リーグで大阪市ジュネッスFCが3勝2分で2位、P.S.T.C. LONDRINA SF UMが4勝1分で1位と、それぞれ好成績をおさめた。

 一方の予選リーグBブロックでは、もう一つの関西代表チーム・ディアブロッサ高田FC(奈良県)が5勝0敗で、5試合中4試合が無失点という圧倒的な強さで1位に。また、九州大会の代表チーム・宇栄原フットボールクラブ(那覇市)は、3勝2敗で他のチームと接戦だったが、得失点差で辛くも2位に付き、決勝トーナメントへと歩を進めた。

 決勝トーナメントでは、P.S.T.C. LONDRINA SF UMと宇栄原フットボールクラブが激突、2対2からのPK戦で、P.S.T.C. LONDRINA SF UMが勝利。ディアブロッサ高田FCと大阪市ジュネッスFCの対戦では、勢い止まらぬディアブロッサ高田FCが3対1でゲームを制した。3位決定戦では、両チーム譲らない展開が続いたが、PK戦で宇栄原フットボールクラブが2回連続でゴールを決めて勝利した。

 いよいよ始まったP.S.T.C. LONDRINA SF UMとディアブロッサ高田FCによる決勝戦。前半戦ではP.S.T.C. LONDRINA SF UMが、体格の良い選手が揃ったディアブロッサ高田FCの猛攻をすり抜けるように一点を奪取してリード。しかし、後半戦が始まるとディアブロッサ高田FCが持ち前の力強いプレイでボールをゴールにねじ込み同点に。まさに激闘の末に訪れたPK戦では、ディアブロッサ高田FCが2本の鋭いシュートを決めて、見事優勝を果たした。

 決勝戦の後には、ÜSAが監督を、ビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉氏がキャプテンを務める、Dream AyaやFANTASTICSらLDH所属アーティストたちによる合同チーム・TEAM OKADAと、決勝トーナメントに出場した子どもたちによる選抜チームのフレンドリーマッチも開催。選抜チームの俊敏なプレイに当初、TEAM OKADAは押され気味だったが、フットサル経験者が多いFANTASTICSやAyaらが華麗なボールさばきを披露し、5対4でTEAM OKADAが勝利。岡田氏からのロングパスをトラップし、見事に逆転ゴールを決めたAyaは、「すごく嬉しかった。普段はスネでパスを受けてしまうこともあるけれど、今回はバッチリできた。脳裏に焼き付いている」とコメント。子ども達との和気あいあいとした試合に、会場からは温かな声援が送られていた。

 ラモス瑠偉氏は閉会式にて、選手達に向けて、「一生懸命にフェアプレイをする姿が見れたことが一番嬉しかった。今日の試合に出場した選手たちの中から、近い将来、日の丸を背負う選手が出てくると思う。どのチームが優勝してもおかしくない、素晴らしい大会だった」と称賛。優勝したディアブロッサ高田FCには、EXILE賞として「ヨーロッパサッカー夢者修行」が贈られた。同賞では、大会アンバサダーを務めるサッカー日本代表・香川真司の試合観戦や、現地のクラブチームとの練習試合など、選手たちが世界のサッカーに触れる機会が与えられる。

 大会終了後、ÜSAは「子どもたちが一生懸命にボールを追う姿に感動した。この大会で一歩でも成長できてくれたら嬉しい」、岡田氏は「悔しい思いをして泣いていた子もいたと思うけれど、そこからどう這い上がるかが大事。次の目標につながる大会になったのでは」と感想を述べた。

■関連リンク
EXILE CUP公式サイト