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世界の批評家が選んだ2020年ベスト映画はクロエ・ジャオの「ノマドランド」

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「ノマドランド」 (c)2020 20th Century Studios. All rights reserved.

世界中の批評家が選んだ2020年のベスト映画、ベストパフォーマンスがIndieWireにて発表された。

ベスト映画とベスト撮影の1位は「ノマドランド」。監督のクロエ・ジャオはベスト監督の1位、主演を務めたフランシス・マクドーマンドはベストパフォーマンスの2位にランクインした。なお同作はヴェネツィア国際映画祭とトロント国際映画祭の最高賞を受賞している。

また、チャーリー・カウフマンが監督を務めジェシー・バックリーが主演した「もう終わりにしよう。」はベスト映画、ベスト監督、ベストパフォーマンス、ベスト撮影、ベスト脚本と最多5部門でランクイン。スパイク・リーの「ザ・ファイブ・ブラッズ」も3部門で選ばれた。

俳優部門であるベストパフォーマンスでは、「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」で主演を務めたリズ・アーメッドが1位に。今年死去したチャドウィック・ボーズマンも「マ・レイニーのブラックボトム」での演技を評価され3位に入っている。

デヴィッド・フィンチャー監督、ゲイリー・オールドマン主演作「Mank/マンク」はベスト監督など4部門にランクイン。ベストドキュメンタリーの1位は「ディック・ジョンソンの死」、ベスト国際映画の1位は「バクラウ 地図から消された村」となった。

そのほかの結果は以下の通り。

世界の批評家が選んだ2020年ベスト映画、ベストパフォーマンス

ベスト映画

01. 「ノマドランド」
02. 「Never Rarely Sometimes Always(原題)」
03. 「First Cow(原題)」
04. 「Lovers Rock(原題)」※ドラマ「Small Axe(原題)」の1エピソード
05. 「もう終わりにしよう。」
06. 「Beanpole(英題)」
07. 「タイム」
08. 「ザ・ファイブ・ブラッズ」
09. 「マーティン・エデン」
10. 「バクラウ 地図から消された村」

ベスト監督

01. クロエ・ジャオ「ノマドランド」
02. スティーヴ・マックィーン「Lovers Rock」
03. エリザ・ヒットマン「Never Rarely Sometimes Always」
04. ケリー・ライカート「First Cow」
05. デヴィッド・フィンチャー「Mank/マンク」
06. スパイク・リー「ザ・ファイブ・ブラッズ」
07. チャーリー・カウフマン「もう終わりにしよう。」
08. ピエトロ・マルチェッロ「マーティン・エデン」
09. カンテミール・バラゴフ「Beanpole」
10. リー・アイザック・チョン「Minari(原題)」

ベストパフォーマンス

01. リズ・アーメッド「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」
02. フランシス・マクドーマンド「ノマドランド」
03. チャドウィック・ボーズマン「マ・レイニーのブラックボトム」
04. デルロイ・リンドー「ザ・ファイブ・ブラッズ」
05. マリア・バカロヴァ「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」
06. ジェシー・バックリー「もう終わりにしよう。」
07. ルカ・マリネッリ「マーティン・エデン」
08. ゲイリー・オールドマン「Mank/マンク」
09. キャリー・クーン「The Nest(原題)」
10. マッツ・ミケルセン「Another Round(英題)」

ベストドキュメンタリー

01. 「ディック・ジョンソンの死」
02. 「タイム」
03. 「Collective(英題)」
04. 「City Hall(原題)」
05. 「The Painter and the Thief(原題)」
06. 「Bloody Nose, Empty Pockets(原題)」
07. 「76 Days(原題)」
08. 「監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影」
09. 「老人スパイ」
10. 「Totally Under Control(原題)」

ベスト撮影

01. 「ノマドランド」
02. 「Mank/マンク」
03. 「ヴィタリナ」
04. 「Lovers Rock」
05. 「Never Rarely Sometimes Always」
06. 「もう終わりにしよう。」
07. 「First Cow」
08. 「TENET テネット」
09. 「Beanpole」
10. 「異端の鳥」「Gunda(原題)」

ベスト脚本

01. 「もう終わりにしよう。」
02. 「First Cow」
03. 「Never Rarely Sometimes Always」
04. 「Promising Young Woman(原題)」
05. 「Mank/マンク」
06. 「Fourteen(原題)」
07. 「Minari」
08. 「シカゴ7裁判」
09. 「One Night in Miami(原題)」
10. 「Kajillionaire(原題)」

ベスト国際映画

01. 「バクラウ 地図から消された村」
02. 「Beanpole」
03. 「Another Round」
04. 「ヴィタリナ」
05. 「マーティン・エデン」
06. 「Collective」
07. 「ウルフウォーカー」
08. 「ダンサー そして私たちは踊った」
09. 「異端の鳥」
10. 「獣の棲む家」

ベスト長編デビュー作

01. 「Promising Young Woman」
02. 「ヴァスト・オブ・ナイト」
03. 「40歳の解釈: ラダの場合」
04. 「One Night in Miami」
05. 「Relic(原題)」
06. 「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」
07. 「The Assistant(原題)」
08. 「Ham on Rye(原題)」
09. 「ベイビーティース」
10. 「The Climb(原題)」

ベストオープニング

01. 「New Order(英題)」
02. 「私というパズル」
03. 「Beginning(原題)」
04. 「Nine Days(原題)」
05. 「The Killing of Two Lovers(原題)」

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)