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「千と千尋の神隠し」夏の再上映で歴代興収1位の記録を更新

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ナタリー

「千と千尋の神隠し」 (c)2001 Studio Ghibli・NDDTM

東宝が2020年の年間作品別興行収入を発表。歴代最高興行収入で1位に輝く宮崎駿監督作「千と千尋の神隠し」が、6月から8月にかけての再上映により、累計興行収入を316億8000万円に上方修正した。

これは、本日12月15日に行われた東宝の2021年度ラインナップ発表会で明らかになったもの。2001年7月20日に封切られた「千と千尋の神隠し」は、2020年5月までのあいだに308億円の興行収入を記録していたが、このたび8億8000万円が加算された。さらに、同作とともに6月から8月にかけてスクリーンにかけられていた「もののけ姫」も8億8000万円、「風の谷のナウシカ」は7億3000万円、「ゲド戦記」は1億5000万円がそれぞれプラスに。これにより「もののけ姫」は累計201億8000万円を記録し、196億円の「ハウルの動く城」を抜いて歴代興収の7位にランクインした。

また現在公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、12月13日時点で累計興行収入302億8930万7700円、観客動員数2253万9385人を記録。これまでに「千と千尋の神隠し」のみが達成していた興収300億円の大台を突破し、歴代ランキングの2位に躍り出ている。なお12月26日からはMX4D / 4DX上映の実施も決定している。

今年の東宝配給作品では14本が興収10億円を突破。「今日から俺は!!劇場版」が53億7000万円、「コンフィデンスマンJP プリンセス編」が38億4000万円、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」が33億5000万円を記録しヒットを飛ばした。また「糸」は22億4000万円、「カイジ ファイナルゲーム」は20億6000万円、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」は17億9000万円、「ヲタクに恋は難しい」は13億4000万円という成績に。さらに「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が11億9000万円、「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」が11億8000万円、「浅田家!」が11億8000万円、「罪の声」が11億8000万円、「ルパン三世 THE FIRST」が11億6000万円、「屍人荘の殺人」が10億9000万円という結果を残している。なお「糸」「浅田家!」「罪の声」は現在も上映中だ。

最新の歴代興行収入ランキングは以下で確認を。

※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします

歴代興行収入ランキング(2020年12月15日現在)

1. 千と千尋の神隠し(316億8000万円)
2. 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(302億8000万円)
3. タイタニック(262億円)
4. アナと雪の女王(255億円)
5. 君の名は。(250億3000万円)
6. ハリー・ポッターと賢者の石(203億円)
7. もののけ姫(201億8000万円)
8. ハウルの動く城(196億円)
9. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(173億5000万円)
10. ハリー・ポッターと秘密の部屋(173億円)

※興行通信社調べ