LA映画批評家協会賞の作品賞はスティーヴ・マックィーン「Small Axe」

第46回ロサンゼルス映画批評家協会賞の結果が、アメリカ現地時間12月20日に同協会の公式サイトで発表された。

作品賞を受賞したのは、「それでも夜は明ける」のスティーヴ・マックィーンが監督を務めたアンソロジー映画シリーズ「Small Axe（原題）」。ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライトらが出演した。監督賞は「ノマドランド」のクロエ・ジャオの手に。男優賞は「マ・レイニーのブラックボトム」のチャドウィック・ボーズマン、女優賞はある女性の復讐を描くブラックコメディ「Promising Young Woman（原題）」のキャリー・マリガンに贈られた。

助演男優賞は「マ・レイニーのブラックボトム」のグリン・ターマン、助演女優賞はアメリカ・アーカンソー州に移住した韓国人家族を描いた「Minari（原題）」のユン・ヨジョンが受賞。アニメーション賞は「ウルフウォーカー」、音楽賞は12月25日17時よりディズニープラスで配信される「ソウルフル・ワールド」に授けられた。

なお「Small Axe」は現在アメリカのAmazon Prime Videoで配信中。日本での配信は現状未定だ。

第46回ロサンゼルス映画批評家協会賞

作品賞

「Small Axe」
次点：「ノマドランド」

男優賞

チャドウィック・ボーズマン「マ・レイニーのブラックボトム」
次点：リズ・アーメッド「サウンド・オブ・メタル ～聞こえるということ」

女優賞

キャリー・マリガン「Promising Young Woman」
次点：ヴィオラ・デイヴィス「マ・レイニーのブラックボトム」

助演男優賞

グリン・ターマン「マ・レイニーのブラックボトム」
次点：ポール・ラチ「サウンド・オブ・メタル ～聞こえるということ」

助演女優賞

ユン・ヨジョン「Minari」
次点：アマンダ・サイフレッド「Mank/マンク」

監督賞

クロエ・ジャオ「ノマドランド」
次点：スティーヴ・マックィーン「Small Axe」

脚本賞

「Promising Young Woman」エメラルド・フェネル
次点：「Never Rarely Sometimes Always（原題）」エリザ・ヒットマン

撮影賞

「Small Axe」Shabier Kirchner
次点：「ノマドランド」ジョシュア・ジェームス・リチャーズ

編集賞

「The Father（原題）」Yorgos Lamprinos
次点：「タイム」ガブリエル・ローズ

美術賞

「Mank/マンク」ドナルド・グラハム・バート
次点：「Beanpole（英題）」セルゲイ・イワノフ

音楽賞

「ソウルフル・ワールド」トレント・レズナー、アッティカス・ロス
次点：「Lovers Rock（原題）」ミカ・レヴィ

アニメーション賞

「ウルフウォーカー」
次点：「ソウルフル・ワールド」

ドキュメンタリー賞

「タイム」
次点：「Collective（英題）」

外国語映画賞

「Beanpole」
次点：「マーティン・エデン」

ダグラス・エドワーズ実験映画賞

「Her Socialist Smile（原題）」ジョン・ジャンヴィト

ニュージェネレーション賞

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