エリア・スレイマン監督作「天国にちがいない」とNoritake、100%Orange、橋本勝がコラボ
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「天国にちがいない」とNoritakeのコラボポスター。
エリア・スレイマン監督作「天国にちがいない」に、イラストレーターたちから描き下ろしポスターおよびイラストが寄せられた。
主人公の映画監督が、新作の企画を売り込むため、故郷のナザレから仏パリ、米ニューヨークへと旅に出るさまを描いた本作。イスラエル領ナザレ出身のパレスチナ人であるスレイマンがパレスチナへの愛と苦悩、世界の混迷や人間の愛おしさをつづり、自ら主演も務めた。
このたびドコモの広告や集英社文庫キャラクターで知られるイラストレーター・Noritake、絵本やルイ・マル監督作品のイラストで知られる100%Orangeとのコラボポスター、そして画家の橋本勝から風刺イラストが到着。それぞれコメントも寄稿している。映画の公式TwitterではNoritakeと100%ORANGEのイラストポスター、大島依提亜がデザインした非売品プレスのプレゼントキャンペーンを実施中。
「天国にちがいない」は1月29日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開。
Noritake(イラストレーター)コメント
いいことやわるいこと。日々の相当な観察から抽出されただろう実感が透ける光景が、静かに簡潔に切り取られていく。道標のような彼につられて、おかしみを含んだ世界を一緒に旅した気分。
100%ORANGE(イラストレーター)コメント
長方形の完璧な構図には可笑しさを増幅させる機能があるのでしょうか。
不条理な笑いがいつのまにか別の感情になって体に残った。
橋本勝(風刺画家)コメント
世界の矛盾が凝縮されているパレスチナの監督スレイマンの最新作。深刻だが軽妙、悲劇の中にユーモアが、平和と戦争が、愛と憎しみが交叉する。かくて秀逸な風刺の傑作の出来あがり、スレイマンのマジックここにあり。
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