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けやき坂46 小坂菜緒×渡邉美穂×丹生明里 “2期生トリオ”が語る、激動の10カ月と自身の成長

音楽

ニュース

リアルサウンド

 けやき坂46が、6月20日に1stフルアルバム『走り出す瞬間』をリリースした。

 けやき坂46は、欅坂46の後輩にあたるアイドルグループ。2016年より活動をスタートし、現在は1期生が11名、2017年8月に加入した2期生が9名、計20名で構成されている。6月4日より同作のリリースツアー『「走り出す瞬間」ツアー2018』がスタートした。

 今作には、グループ曲のほか、ユニットやソロの楽曲がラインナップされており、既出曲10曲に新曲18曲を加えた計28曲が収録。本インタビューには、収録曲「キレイになりたい」でユニットを組んだ2期生コンビ、小坂菜緒、渡邉美穂、渡邉美穂の3名が登場。加入から10カ月、日本武道館3days公演や初舞台『あゆみ』といった活動の経験を振り返りつつ、『走り出す瞬間』に寄せる思い、自身やグループの成長などを語ってもらった。(編集部)【最終ページにプレゼント応募あり】

「小坂はテンションが上がると面白い」(丹生)

ーー2期生の皆さんはオーディションに合格してから、早くも10カ月経ちました。それこそ、けやき坂46の全国ツアーファイナルで幕張メッセのステージにたったのが昨年12月で、そこからも半年経ちましたね。

小坂菜緒(以下、小坂):そう考えると、すごくあっという間ですね。

ーーそれでも、皆さんまだ加入から1年経っていないという。たぶん1年前の今頃って、まだオーディションに応募している頃ですし、本当にこの1年で人生がガラッと変わったと思います。加入してからの10カ月で、お互いの印象って変わりましたか? ひとりずつ伺っていけたらと思います。まずは渡邉さんから。

渡邉美穂(以下、渡邉):えーっ、恥ずかしいなぁ(笑)。

小坂:最初に会ったときから結構元気で、すごくフレンドリーに喋る子のイメージがあったので、加入してからもそれがずっと変わらず健在って感じです。

渡邉美穂(以下、丹生):最終審査の控え室がこの3人一緒だったんですけど、渡邉さんは結構……。

渡邉:なんで敬語?(笑)。

丹生:ふふふ(笑)。出会って間もない頃の自分からすると、面白くてよく喋る明るい子だなって思ってました。それは、今も変わらず。

ーー長い時間一緒にいて、意外だなと思う面はありませんでしたか?

小坂:たまにぶっ飛んでるところとか?

渡邉:えーっ、それ意外なんだ(笑)。

小坂:しっかりしてそうなイメージがあるんですけど、すごい忘れ物が多くて。意外と抜けるときがあるんですよ。それがちょっと、私的には面白いんですけど(笑)。

渡邉:すぐに忘れる人間なので、モノをめちゃくちゃ失くすんですよ。「携帯失くしたーっ!」って声をメンバーはよく聞いてると思います。

丹生:聞く聞く。「どこにやったっけー?」ってね。

渡邉:で、それが普通にすぐ見つかるんですけどね(笑)。

ーーそういう一面もあると(笑)。小坂さんについてはどうですか?

丹生:最初はおとなしい、静かな子だなって思いました。

渡邉:でも、意外とノリノリなところもあって。そこは関西出身だけあって、ツッコミもしてくるし、明るい子だなって思います。

丹生:テンションが上がってるときは面白いよね。ライブのときも私は位置が近いので、例えば1期さんがパフォーマンスをしているときも、一緒にノリノリで踊ったりしてますし。

小坂:そういう場になると緊張するメンバーが多いので、それを和ませようと思うんです。ステージセットの階段の隙間から(河田)陽菜や美穂と目が合うと、「いけるよ! いけるよ!」ってエールを送ってます(笑)。

ーー小坂さんは最初にお会いしたとき、ちょっと人見知りそうな雰囲気でしたけど、そういう面もあるんですね。

小坂:はい(笑)。

ーーでは、丹生さんについてはいかがでしょう?

小坂:変わらずって感じ?

渡邉:うん。最初はすごいお嬢様みたいなイメージがあって。

小坂:うん。真面目そうな。

丹生:いやいや(苦笑)。最初の頃は緊張していたっていうのもあって。

小坂:何に対してもいろいろ説明してくれるような感じの子なのかなと思っていたら、意外と……。

小坂・渡邉:ポンコツ(笑)。

ーーシンクロしましたね(笑)。

小坂:天然キャラですね。リアクションがすごく子どもっぽくて、表情豊かなんですよ。

丹生:恥ずかしい(笑)。メンバーからも友達からもよく「顔芸がすごい」って言われるんです。

小坂:番組でも、ワイプに抜かれたときに顔芸を発揮するんですよ(笑)。

渡邉:リアクションが大きいから、ワイプで抜かれる率が高くて。そこが可愛いんです。

「いろんな思いがあふれて、気づいたら涙が出ていた」(渡邉)

ーーでは、今後番組を観る際には注目しておきますね(笑)。こういうお話を聞いても感じますが、2期生の皆さんって本当に元気で、1期生の皆さんともまた雰囲気が全然違うんですよね。そこが、けやき坂46の印象を良い意味で変えてきたと思うし、全員揃ったときの空気感もまた以前とは違った元気な雰囲気があるから、本当に頼もしいグループになったなと。特に今行われているツアーを観ているとより強く感じます。

3人:ありがとうございます!

ーー今年に入ってから、本当にいろんなことをやりましたものね。番組も4月から2本(『ひらがな推し』(テレビ東京)、『KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?』(日本テレビ))始まり、同じタイミングに舞台『あゆみ』もありました(※参照:けやき坂46舞台『あゆみ』初日会見&ゲネプロ 加藤史帆「稽古期間を20人で過ごせて仲も深まった」 )。両チーム観させてもらいましたが、渡邉さんは大活躍でしたね。

渡邉:いやいや〜、恥ずかしい(笑)。でも、いろいろ大変でした。

ーーゲネプロをのときから、すでに涙を流していましたし。

渡邉:あれはなんの涙だったんでしょうね(苦笑)。

ーー自然と出てきたものだったんですか?

渡邉:演出家の方に「大丈夫だよね、泣けるよね?」ってプレッシャーをかけられて(笑)。それでいざステージに立ったら、稽古中のことを思い出したりいろんな思いがあふれてきて、気づいたら涙が出ていたんだと思います。自分でもびっくりしました。

ーー良い意味で追い詰めるというか、そういうふうにわざと言ったんでしょうね。でも、昨年のドラマ(2017年10〜12月放送の『Re:Mind』(テレビ東京系))とはまた違ったんじゃないですか?

渡邉:全然違いました。ドラマはセリフを1回覚えて、そのシーンを撮り終わったら終わりじゃないですか。だけど、舞台は全部覚えていないといけないし。

丹生:しかも自分のセリフだけじゃなくてほかの出演者のセリフも覚えて、どのタイミングで出るとか全部流れを覚えなくちゃいけないから、大変だったよね。

ーー特に今回はダブルキャストだったので、相手のチームの演技が気になるんじゃないかと思いますが?

丹生:私は犬の役をやらせていただいて、人間役じゃないので「どうしよう?」って悩んだんですけど、自分の家でも犬を飼っているので、日々動きを観察して取り入れました。あとはダブルキャストの松田好花の演技を観て、「あ、犬みたいだ」と思う仕草を参考にしたり、お互いに意見を交換したりして、良い部分を吸収し合ってました。

小坂:私はダブルキャストの相手が潮(紗理菜)さんだったんですよ。潮さんはドラマも経験されていたので良いところは盗もうと思って、ちょっとした仕草をとても参考にしました。でも、最終的には全然違う「私」の役になったので、それはそれでよかったんじゃないかなと。まったく同じになっちゃうとつまらないじゃないですか。だから、潮さんはすごく元気な「私」や「尾崎さん」を演じていたんですけど、私はちょっと大人しめな「私」と「尾崎さん」を演じました。

「ツアー初日はファンのペンライトに安心感を覚えた」(小坂)

ーー6月4日からは全国ツアー『けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー2018』も始まりました。2期生がここまで本格的にライブに参加するのは今回が初めてですし、ここまで新曲をたっぷり披露するんだと驚きました。

丹生:ですよね(笑)。

ーー6月4日のツアー初日なんて、メンバーの皆さんも新曲を初披露するし、お客さんもその場で初めて聴く曲ばかりだし、いろんな不安があったんじゃないかと思います。

小坂:初日にこの3人のユニット曲「キレイになりたい」を初披露したんですけど、どんな反応があるのかすごく怖くて。でも、ちょうどそのときの衣装が赤くて照明も赤かったんですけど、そうしたらファンの皆さんがすぐにペンライトを赤にしてくれて、会場一面が真っ赤になって。

丹生:あのときはびっくりしたよね。

渡邉:その瞬間「うわーっ!」って驚きました。

小坂:それを観て、曲の後半は安心してパフォーマンスすることができました。

ーー今回のアルバム『走り出す瞬間』で新曲が18曲も増えましたが、それをツアーに向けて短期間で振り入れして覚えたわけですよね。今まで1期生の皆さんは漢字欅(欅坂46)の楽曲、2期生の皆さんは乃木坂46の楽曲をカバーしてきましたが、そこにはお手本となる存在がいたところを、今回は自分たちのために作られた新曲なのでゼロから始めたわけですし。

渡邉:多いときだと1日に4曲も振り入れをしたので、頭の中がいっぱいになって。合間合間にダンサーさんに細かいところを確認したり、一人ひとりがイヤホンをして曲を聴き返して振りを確認したりして、本当に大変でした。

小坂:途中で何がなんだかわからなくなりますし(笑)。

渡邉:踊りながら周りのメンバーを観て、「あ、ヤバイ。自分間違ってる!」って気づいたり。

ーーこの取材の時点では10公演中4公演を終えたところですが、手応えはどうですか?

丹生:まだまだ全然だよね。

渡邉:うん。

小坂:自分の中の目標にまだ達してなくて、今も地に足もついてない状態です。

丹生:振りを形として覚えていたとしても、それを本当の意味での表現として出しきれていなくて。それは私もそうだし、全体としてもあると思うので、ライブを通して個人としてやグループとして、曲のカラーをいろいろ出していけたらと思います。

渡邉:私は正直、歌に自信がなくて、踊りながら歌うことがすごく苦手なんです。今回も踊っていると体力がもたなくて、歌もうまく歌えないのが悔しくて。なので、このツアーでは体力の限界に挑みながら、今までやってきた曲も新曲も動けるだけ動こうと頑張ってます。

ーー確かに以前は数曲だったところ、今回は半数前後の楽曲に出演しているわけですから運動力も急激に増えています。小坂さんや丹生さんは体力に自信がありますか?

小坂:まったくないです(笑)。

丹生:私もあんまり(笑)。でも、この3人はみんな運動部出身なので(※丹生は剣道部、小坂はバレーボール部、渡邉はバスケットボール部出身)。

小坂:ホントだ!

渡邉:なのに、体力がないという(笑)。でも、衣装を着ちゃうと余計に苦しくなるからね。あと、緊張もしますし。

「センターに立って歌詞をちゃんと伝える責任感が強くなった」(小坂)

 

ーーそのツアーの合間に、けやき坂46初のアルバム『走り出す瞬間』が発売されます。さっきも言いましたが、まさか新曲がここまでたくさん収録されるとは思ってもみなかったので、びっくりしました。

渡邉:制作途中から増えていったんですよ。

小坂:最初は18曲もなかったんですけど、いつの間にか増えていて。

丹生:「あれ、またレコーディングが入ってる?」って(笑)。

ーー18曲って普通に考えたらアルバム2枚分のボリュームですし、それこそライブ1本行うのに事足りる数です。しかも、今までになかったタイプの楽曲も増えていて、本当にバラエティ豊かな内容になりましたね。完成したアルバムを聴いて、皆さんどんな印象を受けましたか?

渡邉:まず素直に、自分たちの歌声が入った曲が増えたのが嬉しかったです。やっとけやき坂46の一員としてステージに立つことができるなって。これまでは参加できる楽曲が少なかったのもあって、ライブもちょっと、ね?

丹生:「すみません、出させていただきます」みたいな感じでしたし。

小坂:“1期さんのライブ”みたいになっていたんですけど、1期生2期生20人で初めて一から作り上げているものだなって思って。そこにいられる嬉しさが、このアルバムを聴くとこみ上げてきます。

ーーだから20人全員で歌う曲もあれば、1期生だけ、2期生だけという分け方もできるし、その中でもユニットでバラバラになって見せることもできる。けやき坂46の見せ方の選択肢も、幅が一気に広がりましたよね。そこが、このアルバムの新鮮さにつながっているんですよ。

丹生:曲調も今までのひらがなのイメージとは違った、カッコいい系の曲もあったり、「ああ、やっぱり可愛らしいな」って曲とか、すごくハッピーオーラを感じる曲とか、曲のジャンルが増えたので、それが嬉しかったです。

ーー小坂さんは「半分の記憶」(※欅坂46の6thシングル『ガラスを割れ!』カップリング曲。今回のアルバムにも収録)でセンターを務め、今回のアルバムに収められた2期生全体曲(「未熟な怒り」「最前列へ」)でも再びセンターを担当しています。最初にセンターに就いた頃と比べて、意識に変化はありましたか?

小坂:すっごい変わりました。歌詞の意味をちゃんと捉えて、伝えなくちゃいけないなという責任感が今は強くて。新曲の2曲も、まだなかなか自分の中でのイメージが固まりきれてなくて表現しきれないところもあったので、ツアー後半でもっと良いものをお見せできるようにならないとなと思っています。

ーーこれは小坂さんだけじゃなくて、2期生全員に言えることだと思いますが、皆さん表情が以前とは変わりましたよね。ちゃんと曲の世界観や歌詞に合った表情を作れるようになってきたし、佇まいからも頼もしさが感じられますし。

小坂:みんながすごすぎて、私自身どうしたらいいのかわからなくなっちゃうときがあって。だから、たまにネガティブになっちゃうときがあるんですけど、でもそんなんじゃダメだなって思うし、みんなにもちょっとずつ力を借りています。

ーーそこは相乗効果じゃないですけど、あの子が頑張っているなら私も頑張らなくちゃって気持ちになるのでしょう。そういった点では、今の2期生はいい関係を築けているんでしょうね。

渡邉:うん、そうだと思います。

ーーアルバムにはたくさんのユニット曲が収録されており、そのおかげで一人ひとりの声が把握しやすくなりました。

丹生:必ずひとり1箇所はソロパートがありますし。

ーー皆さんは先ほど話題に挙がった「キレイになりたい」で一緒にユニットを組んでいますが、この曲を最初に聴いたときの印象は覚えていますか?

渡邉:驚き?

丹生:衝撃?

小坂:うん(笑)。曲調がすごくセクシーで、イントロのギターフレーズがちょっと昭和感を漂わせていて、歌詞も刺激的なフレーズが含まれていて。たぶん大人の方々が聴くとちょっと懐かしさがあるのかなって。で、私たち10代の子たちが聴くと、どこか甘酸っぱい恋の切なさに共感してもらえるんじゃないかなと思います。

渡邉:でも、この3人でこの曲を歌って、成り立ってるのかな?(笑)。

丹生:歌詞が大人っぽいから、ちょっと不安だよね。

小坂:ライブでも試行錯誤を続けている最中です。

渡邉:早く完成したものをお見せできるようになりたいです。

「MVを観て『本当にけやき坂46の一員なんだ』と実感」(丹生)

ーーアルバムのリード曲「期待していない自分」のMVでは、2期生も初めて撮影に参加しています。

丹生:MVに出たいという憧れはずっとあったので嬉しかったですし、完成した映像を観て「私は本当にけやき坂46の一員なんだ」と実感できました。内容も一人ひとりが集まって、最終的にみんなで走り出すというストーリーがあるので、そこにもすごくグッときました。

小坂:撮影ではメンバーが何チームかに分かれて、バラバラで撮ることが多かったので、完成したものをこうやって観ると改めてすごいなと圧倒されましたし、感動しました。

渡邉:最後の屋上でのダンスシーン撮影のとき、すごく風が強くて「これ、顔映ってるのかなぁ?」ってことばかり気にしていたんですけど、完成したMVを観たら夕日がすごく綺麗で。しかも、風もいい感じになっていて、頑張ってよかったなと思いました(笑)。

丹生:味が出てたよね。

ーーそういう裏話があったと。そしてMVのラスト、まさにアルバムタイトルどおりの“走り出す瞬間”で終わるところもすごくドラマチックでした。

丹生:まだまだ走り続けるっていう、ね。

小坂:うん。立ち止まって終わらないって、そういう意味が込められているんじゃないかと思いました。

ーーさらに今作のTYPE-AとTYPE-Bには、今年1月の日本武道館公演の模様と、昨年の全国ツアーのライブ&ドキュメント映像がそれぞれ特典ディスクに収録されています。

丹生:あれはヤバイよね。

小坂:グッときたよね。私、去年のツアーの大阪公演と名古屋公演をライブビューイングで観ていたので、またさらに胸にくるものがありました。

ーードキュメンタリーでは当時の1期生の心境が見えてきますし、そこを経て武道館の映像を観るとより伝わるものがあります。映像特典含め、けやき坂46のこれまでと現在、そしてこれからがすべて詰め込まれたボリューミーなアルバムになりましたね。

渡邉:本当にそうなんですよ。早く観てほしいです!

「ハッピーオーラの後継者がいっぱい入ってくるといいよね」(渡邉)

ーー皆さんがオーディションに合格してから1年経った頃には、『坂道合同新規メンバー募集オーディション』で早くも後輩が誕生するわけですが。

渡邉:まだ実感がないよね。その事実を受け入れる以前に、まだ「本当なの?」っていう気持ちがあるし。

丹生:自分たちが先輩になるなんてね。

渡邉:何も教えられないよー(苦笑)。

小坂:まだ全然未熟なのに。

ーー漢字欅は結成されて数カ月でひらがなけやき1期生の募集が始まったし、ひらがな1期生も結成から1年3カ月で皆さん2期生が加わっているんですよね。

渡邉:なんだか部活みたいだよね。

丹生:確かに! 1期さんが3年生で、私たちが2年生みたいな。

小坂:その感覚、わかる(笑)。

渡邉:どうする? 「小坂さん」とか「菜緒さん」って呼ばれるんだよ?

小坂:違和感しかない!(笑)。

渡邉:私たちよりも年上の人が入ってくるかもしれないし、満12歳の子が入ってくるかもしれないし。

丹生:あ、そっか。中1、中2の子が入ってくるかもしれないんだ!

渡邉:中1、中2の頃なんて私、家でごはん食べてたよ?

小坂:ずっと学校と部活だったなあ。

渡邉:逆にさ、それまでの学校生活を捨ててまでここに来てくれるって子がいたら、それは嬉しいよね。

小坂:人生をけやき坂46に捧げてくれるわけだし。

丹生:人生180度変わるからね。

ーーそういう覚悟を決めた子たちがたくさん入ってくるってことですからね。

渡邉:でも、これを機にもっとしっかりしなくちゃって思う。だから、私たちにとっても良い刺激になるかもしれないですよね。

丹生:もっと頑張らないと、って気持ちにはなるね。

渡邉:ハッピーオーラの後継者がいっぱい入ってくるといいよね。

ーーそういうグループのイメージにぴったりな子がたくさん集まってきたら、けやき坂46の層がより厚くなりそうですよね。ちなみに、どういう人に入ってきてほしいと思いますか?

小坂:アイドルにすごく興味があってほしいなとは思います。アイドルに興味を持っているだけで、たぶん全然違うと思うんです。夢を見れば見るほど、ファンの方たちに対する思いも変わってくると思うし。

丹生:けやき坂46に入ってグループをこう変えたいとか、皆さんにこうしたいとか、目標がある方に入っていただきたいなあ。

渡邉:入りたくても入れない人だってたくさんいると思うんです。今回のオーディションもたくさん応募があると思うし、その中でも入れる子は本当にごくわずか。私たちもそういう狭き門をくぐってきたので、そこで「せっかくけやき坂46になったのに、もうちょっと頑張れるんじゃないかな」と思われちゃうような子じゃなくて、「けやき坂46って本当に頑張る子ばかりだよね」とチーム全体でも思ってもらえるような、やる気に満ちあふれた子と一緒に活動したいなって思います。

丹生:これはみんな、応募してくる人に対して言っていると同時に、自分たちに向けて言い聞かせていることでもあるよね。

渡邉:本当にそうだよね。

ーーけやき坂46がさらに上へと登りつめるためには、これから2期生の力がさらに求められることになると思います。1期生から頼られるようになるためには、今の自分に何が必要だと思いますか?

渡邉:私は責任感ですね。やっぱり年齢も年齢なので、いつまでもヘラヘラして生きていけると思っちゃいけないなと。だから、すべてを他人に任せたりするんじゃなくて、自分で背負う覚悟をもうちょっと持てたら、周りからも頼ってもらえるような存在になれるかなと思います。

小坂:確かに責任感は大きいよね。すべてにおいて、もっとしっかりしなくちゃなって思うし。

渡邉:けやき坂46の一員になって、なおさら思うよね。いろんな現場を経験させてもらう中で、もう子どもじゃないんだなって強く思わされた。

丹生:いつまでも子どものままみたいに甘やかしてもらうんじゃなくて、大人になって自立したい。

小坂:ひとりの人間として接する職業だから、年齢どうこうじゃないですし。ひとりでなんでもできるようにならないといけないなって思います。

(取材・文=西廣智一/写真=三橋優美子)

■リリース情報
『走り出す瞬間』
発売:2018年6月20日(水)
価格:初回仕様限定盤Type A(CD+BD)¥4,907+tax
初回仕様限定盤Type B(CD+BD)¥4,907+tax
通常盤 ¥2,593+tax

<CD収録内容>
・初回仕様限定盤Type A
M1:ひらがなけやき
M2:誰よりも高く跳べ!
M3:僕たちは付き合っている
M4:W-KEYAKIZAKAの詩
M5:永遠の白線
M6:沈黙した恋人よ
M7:それでも歩いてる
M8:NO WAR in the future
M9:イマニミテイロ
M10:半分の記憶
M11:期待していない自分(新曲)
M12:線香花火が消えるまで(新曲)
M13:未熟な怒り(新曲)
M14:わずかな光(新曲)
M15:ノックをするな!(新曲)
M16:ハロウィンのカボチャが割れた(新曲)
M17:約束の卵(新曲)

・初回仕様限定盤Type B
M1:ひらがなけやき
M2:誰よりも高く跳べ!
M3:僕たちは付き合っている
M4:W-KEYAKIZAKAの詩
M5:永遠の白線
M6:沈黙した恋人よ
M7:それでも歩いてる
M8:NO WAR in the future
M9:イマニミテイロ
M10:半分の記憶
M11:期待していない自分(新曲)
M12:キレイになりたい(新曲)
M13:夏色のミュール(新曲)
M14:男友達だから(新曲)
M15:最前列へ(新曲)
M16:おいで夏の境界線(新曲)
M17:車輪が軋むように君が泣く(新曲)

・通常盤
M1:ひらがなけやき
M2:誰よりも高く跳べ!
M3:僕たちは付き合っている
M4:W-KEYAKIZAKAの詩
M5:永遠の白線
M6:沈黙した恋人よ
M7:それでも歩いてる
M8:NO WAR in the future
M9:イマニミテイロ
M10:半分の記憶
M11:期待していない自分(新曲)
M12:三輪車に乗りたい(新曲)
M13:こんな整列を誰がさせるのか?(新曲)
M14:居心地悪く大人になった(新曲)
M15:割れないシャボン玉(新曲)
M16:ひらがなで恋したい(新曲)

<新曲歌唱メンバー>
「期待していない自分」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

「線香花火が消えるまで」
金村美玖、富田鈴花、松田好花

「未熟な怒り」
金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

「わずかな光」
佐々木美玲

「ノックをするな!」
加藤史帆、高瀬愛奈、東村芽依、富田鈴花、渡邉美穂

「ハロウィンのカボチャが割れた」
潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高本彩花

「約束の卵」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

「キレイになりたい」
小坂菜緒、丹生明里、渡邉美穂

「夏色のミュール」
井口眞緒、影山優佳、高瀬愛奈、東村芽依

「男友達だから」
加藤史帆

「最前列へ」
金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

「おいで夏の境界線」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

「車輪が軋むように君が泣く」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

「三輪車に乗りたい」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依

「こんな整列を誰がさせるのか?」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依

「居心地悪く大人になった」
齊藤京子

「割れないシャボン玉」
河田陽菜、濱岸ひより、宮田愛萌

「ひらがなで恋したい」
井口眞緒、潮紗理菜、柿崎芽実、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂

<Blu-ray収録内容>
・初回仕様限定盤Type A
期待していない自分 Music Video
ひらがな武道館 ~Day3 Special Selection~

・初回仕様限定盤Type B
期待していない自分Music Video
ひらがな全国ツアー2017 Live & Documentary

■ライブ情報
『けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー2018』
6月4日(月)パシフィコ横浜国立大ホール17:00/18:30(SOLD OUT)
6月5日(火)パシフィコ横浜国立大ホール17:00/18:30(SOLD OUT)
6月6日(水)パシフィコ横浜国立大ホール17:00/18:30(SOLD OUT)
6月13日(水)東京国際フォーラムA17:00/18:30(SOLD OUT)
6月27日(水)大阪フェスティバルホール17:00/18:30(SOLD OUT)
6月28日(木)大阪フェスティバルホール17:00/18:30(SOLD OUT)
7月2日(月)名古屋センチュリーホール17:00/18:30(SOLD OUT)
7月3日(火)名古屋センチュリーホール17:00/18:30(SOLD OUT)
7月9日(月)幕張メッセイベントホール17:00/18:30 ※追加公演
7月10日(火)幕張メッセイベントホール17:00/18:30 ※追加公演

■番組情報
『ひらがな推し』(テレビ東京)
毎週日曜日 25:05~

『KEYABINGO!4』(日本テレビ)
毎週月曜日 25:29~

■関連リンク
欅坂46 オフィシャルサイト
欅坂46 オフィシャルTwitter
けやき坂461st Album 『走り出す瞬間』スマホ特設サイト
Sony Music Shop

 サイン入りチェキプレゼント

けやき坂46のサイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。

応募方法

リアルサウンドの公式Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

リアルサウンド 公式Twitter

<締切:7月16日(月)>