Travis Japan、松田元太と松倉海斗 “松松コンビ”の加入がグループにもたらした光
音楽
ニュース

『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)が1月29日に放送された。今週はTravis Japan特集の「Episode2 TEAM」。2020年10月に上演となった新橋演舞場初主演公演『虎者 NINJAPAN 2020』に密着しながら、これまで語られることのなかった知られざるメンバーの素顔と、強い結束力の秘密に迫っていく。
ドキュメンタリーの中で、グループにとってのターニングポイントとしてメンバーから語られたのが松田元太、松倉海斗の“松松コンビ”加入だ。2012年に9人で結成されたTravis Japanは、そこから5年後、メンバーの脱退が相次ぎ5人になっていた。デビューどころか、グループの存続すら怪しい危機。そんな時に、松田と松倉が加入し、Travis Japanに変革をもたらす。
ギスギスしていたグループの空気をムードメーカーの2人が変えていったのだ。七五三掛龍也は「グループに光が入ってきた」と当時のことを話す。ドキュメンタリーは舞台が終演した数日後に、七五三掛と松倉が江ノ島でオフを過ごす映像からスタートしている。
さらにフィーチャーされるのは最年長の川島如恵留だ。「他人にも厳しくしてしまう時期があった」と話す川島は、ピアノに語学、アクロバットと様々な“武器”を身につける一方で、自分らしさをも見えづらくしていた。「素でいるとアイドルじゃなくなっちゃう」「自信がない」「中途半端だった」。彼の口から語られる思いは、上手く笑うことができないその表情が痛いほどに物語っていた。
その川島の化けの皮を剥がしたのが松田と松倉の2人。「最初は止めろと思ったけど、脱いだほうが楽じゃんって気づいた時は、めちゃくちゃ感謝した」と振り返る川島は、特に松田が張本人であると笑って答える。
グループを辞めようと思ったこともあったと明かす吉澤閑也は、「7人になる時に頑張ろうと思ったから、これが最後だなって。この7人が崩れた時は終わりだなって思った」と振り返った。
Travis Japanの大きな魅力のひとつである、見ている者を笑顔にする仲の良さ。その秘密はグループに生じた確執を乗り越えたからこその強い結束力にある。