能声楽家の青木涼子が横浜三渓園とケルンを繋いだライブをYouTubeで配信
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Photo Adam Janisch
音楽イベント『第5回 新型コロナウィルス終息祈願「能声楽奉納」ドイツのために』が日本時間2月19日19:00からYouTubeで無料配信される。
昨年5月にスタートした『能声楽奉納』は、能声楽家の青木涼子が世界の現代音楽の作曲家たちと共に発表してきた「能」の謡の曲を、ヨーロッパの作曲家や演奏家が暮らす国の人々に向けてオンライン奉納演奏を行なうシリーズ。青木涼子は日本から、演奏家は自国からリアルタイム参加し、これまでにイタリア、フランス、スペイン、オランダに向けて行なわれた。
第5回となる今回は、神奈川・横浜の三渓園 旧燈明寺本堂とドイツ・ケルンのスタジオ・アンサンブル・ムジークファブリークを繋いで、ケルンが本拠地のアンサンブル・ムジークファブリークと共にハンガリーの作曲家、指揮者であるペーテル・エトヴェシュが青木涼子のために作曲した“くちづけ”を奉納演奏。イタリアの小説家アレッサンドロ・バリッコのベストセラー小説『絹』をもとにした“くちづけ”の日本語台本は平田オリザが手掛けた。PeatixとPayPalでは支援金を受付。