『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』インタビュー到着 映画化記念特番の放送も
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JAM Projectを約15カ月に渡り長期密着したドキュメンタリー映画『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』が2月26日(金)に公開される。それを記念し、彼らのアラブツアーやこれまでを映したドキュメンタリー、主題歌を担当した『勇者ヨシヒコと導かれし七人』や『GARO-VERSUS ROAD-』などが、CS放送ファミリー劇場で放送されることが決定した。
JAM Projectはアニソン界を代表する実力派シンガーの影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹を擁するスーパーユニット。世界に誇る進歩した日本のアニメーションに見合う主題歌を作り歌うことを目的に、2000年に立ち上げられた。『勇者ヨシヒコと導かれし七人』は主演の山田孝之自らJAM rojectにOPテーマをオファーし話題になったことも記憶に新しい。
中東アブダビ初のアニメ・フェスに招聘され、アラブ圏での初ライブに挑む姿を追ったドキュメンタリー映画『JAM Project First Steps into the Middle East ANIME SONGS unite the world』(2016年)と、結成20周年を振り返るオリジナルミニ番組『JAM Project 20年のあゆみ』はともにTV初放送となる。
また「ファミリー劇場CLUB」では、JAM Project結成20周年と映画化を記念した、メンバー総出演による特別番組『JAM BANG!(ジャムバン)』の独占コンテンツを含んだ配信が2月12日(金)からスタート。Lantis YouTube Channelではダイジェスト版が期間限定公開(2月12日~3月11日予定)される。詳細は後日発表予定。世界を虜にするアニソンの魅力にも迫る特集放送に期待してほしい。
<JAM Project(影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)・インタビュー>
――20周年を振り返ってターニングポイントなどあればお聞かせください。
奥井雅美:この5人のメンバーになったときかな。あとこのメンバーでワールドツアーに出かけた時とか。
影山ヒロノブ:2000年の始めのうちはメンバーが動くことがあったので、このメンバーになってからユニットのスタイルが固まりましたね。そのまま時代的にアニソンがメジャーなものになっていったことと比例して、自分たちの活動も渋谷公会堂、日比谷野外音楽堂、NHKホール、武道館とキャパを広げて行って、2008年にワールドツアーまで大きくなったと思います。ターニングポイントというよりは、ずっと環境が目まぐるしく変わっていった20年でした。
――世界進出をしたきっかけは?
影山ヒロノブ:初めはソロでアジア、ヨーロッパ、北米、南米問わずいろいろな国に呼ばれることが増えました。世界的にインターネットの普及も重なって、時差なく情報が広まっていったこともあり、ソロで各国のライブに参加した時、「今度はJAM Projectで来てください!」という声がかかるようになったことがきっかけだと思います。そこで満を持して…というタイミングで2008年にワールドツアーを行いました。
アメリカやブラジル、スペインでも日本人が知らない頃から、各国のまだ小さな地域でアニメファンが始めたイベントが開催され始め、それが何十万人と集客するものになっていたころに自分たちの活動が重なっていって、そういう場所をツアーで参加させていただきました。アメリカは「オタコン」、スペインは「サロンデル・マンガ・フェスティバル」、ブラジルだったら「アニメ・フレンズ」それぞれの規模が大きくなっていったところに、JAM Projectはひとつのツアーとして回りました。その間にはアジア圏は単独のソロライブとして開催しました。
――アラブ圏初ライブ「JAM Project First Steps into the Middle East ANIME SONGS unite the world」をテレビ初放送しますが、2016年に開催した中東アブダビでのライブでのエピソードはありますか?
影山ヒロノブ:野外でのライブでしたので本当に暑さについては大変でした。搾れるくらいの汗をかきましたね。
――国内でのライブの違いはありましたか?
影山ヒロノブ:当然、慣習やタブーなものもあって、例えば「お客さんへ指を刺してはダメ」とか、握手会もしたんですが「アーティスト側から女性ファンへ先に握手を求めるのは止めてください」とか。あと王族の方がヘリコプターでライブを観に来たり。(笑)
また、初のアブダビでのLIVEをした記念に、せっかくだからと高層ビルの屋上でMV撮影したんですが、画の中の後方に王族の方の家が映ってはいけない、という指示もありました。そういう決まりは厳しかったですね。
遠藤正明:あと、お酒が飲めないと思って大量に持ち込んだんですが、意外と飲めました(笑)。
きただにひろし:スーツケースの中がおつまみだらけで(笑)。
――20周年を振り返ってターニングポイントなどあればお聞かせください。
奥井雅美:この5人のメンバーになったときかな。あとこのメンバーでワールドツアーに出かけた時とか。
影山ヒロノブ:2000年の始めのうちはメンバーが動くことがあったので、このメンバーになってからユニットのスタイルが固まりましたね。そのまま時代的にアニソンがメジャーなものになっていったことと比例して、自分たちの活動も渋谷公会堂、日比谷野外音楽堂、NHKホール、武道館とキャパを広げて行って、2008年にワールドツアーまで大きくなったと思います。ターニングポイントというよりは、ずっと環境が目まぐるしく変わっていった20年でした。
――視聴者の方に向けてメッセージをお願いします。
福山芳樹:20年の歴史のあるグループなんですが、この映画や特集放送ですべてが分かると思います!でも、僕も見ていない番組があるのでこの機会に見て復習しようかなと思っています!みんなも観てください!(笑)
きただにひろし:エンタメの世界って知らないこともまだあって、こういうボーカルグループがこういうことを思っているんだ、ライブの前はこんなことをしているんだ、とか色々なことが見える映画や特集放送になっていると思います。そういうドキュメンタリーな部分は本当に面白いと思いますので、楽しみに見ていただけたらと思います。
奥井雅美:映画や特集放送を偶然見かける方もいるかもしれないし、名前を聞いたことあるな、とか全く知らない初めての人まで、JAM Projectとはこんなことをやっているんだということがギュッと詰まっているものになっているのでぜひご覧ください。
遠藤正明:今でこそいろいろなアーティストが海外でライブをした映像とかあると思いますが、自分たちもやって来ているんだという強い思いがあるので、こうやって放送や映画で紹介していただけるのは本当に嬉しいです。こうやって頑張っているアーティストがいるんだよ、ということを知ってもらえたらと思います。
影山ヒロノブ:20周年というタイミングで映画が公開されることについて、自分にとっても初めてだし、最高です。その時代時代で、そのポイントに立つことって人生の中でもそんなにあることじゃない。僕らはたまたま2000年に結成したということで、日本のアニメが国内でも世界的にも市民権を急速に得ていくときと、リンクしたことが一つのドキュメンタリーになっていると思います。それをJAM Projectと一緒に辿ってくれたら嬉しいなと思います。
『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』
2月26日(金)から3月11日(木)まで2週間限定ロードショー
■オンエア情報
『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』公開記念特集
『JAM Project First Steps into the Middle East ANIME SONGS unite the world』(2016年・TV初放送)
2月21日(日)23:40~ / 26日(金)26:45~
CS放送ファミリー劇場で放送
出演:JAM Project、FLOW
『JAM Project 20年のあゆみ』(2020年・TV初放送)
2月21日(日)23:30~ / 26日(金)26:35~
CS放送ファミリー劇場で放送
<関連作品放送>
『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(2016年・全12話)
2月27日(土)18:55~ [一挙放送]
『薄墨桜 -GARO-』 [PG-12] (2018年)
2月9日(火)25:30~ ・25日(木)25:30~
『神ノ牙-JINGA-』(2018年・全13話)
2月10日(水)スタート
毎週(月)-(木)25:30~[3話連続放送] ※17日(水)は1話のみ
『GARO -VERSUS ROAD-』(2020年・全13話)
2月17日(水)スタート
毎週(月)-(木) 25:30~ [3話連続放送]
※17日(水)は26:00~ 2話のみ
特集放送詳細:https://www.fami-geki.com/jamproject/
■配信情報
『JAM BANG!(ジャムバン)』
2月12日(金)ファミリー劇場CLUBにて配信開始
※配信開始時間などの詳細は後日発表
(Lantis YouTube Channelではダイジェスト版を期間限定公開:2月12日~3月11日予定)
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