巨大なオブジェ「未確認回転物体」が神楽坂に出現、岡本光博『UFO』展
アート
ニュース
岡本光博『UFO-unidentified falling object(未確認墜落物体)』 2015年
岡本光博の個展『UFO』が10月5日から東京・神楽坂のeitoeikoで開催される。
岡本光博は1968年生まれ、京都出身のアーティスト。既製品の人形を池に浮かべた作品『ドザえもん』はメディアにも大きく取り上げられた。言葉遊びや伝統意匠、現代文化の表象をモチーフに、「社会を写し出す鏡」としての作品を発表しており、これまでに日本国内をはじめ、アメリカやオランダの展覧会にも参加。2012年には京都にギャラリー「KUNST ARZT」をオープンした。
2015年に市販のカップ焼きそばに似た巨大オブジェを出現させたオブジェ『未確認墜落物体 UFO Unidentified Falling Object』を、青森県立美術館の『化け物展』で発表。その後、『未確認1分間に5回転物体 Unidentified Five-rounds-per-minute Object』『未確認家庭物体 Unidentified Family Object』『未確認回転物体 Unidentified Freespinning Object』といった作品を制作している。
『UFO』展では大型オブジェ『未確認回転物体』に加え、岡本の最新作を展示。最終日の11月3日にはクロージングパーティーが行なわれる。