日野浩志郎×鼓童×豊田利晃の映像作品『戦慄せしめよ / Shiver』配信
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©2021 越島 撮影:大森克己
豊田利晃監督の映像作品『戦慄せしめよ / Shiver』が2月5日19:00から配信スタートする。
現代音楽家・日野浩志郎(goat、bonanzas、YPY)と、今年創立40周年を迎える佐渡島の太鼓芸能集団・鼓童とのコラボレーションを豊田利晃監督が描いた同作。セリフは一切なく、音と映像による89分の映像作品となっている。
コラボレーションは鼓童のメンバーからの1通のメールがきっかけではじまり、収録、撮影は昨年12月の記録的な豪雪の中、全編佐渡島内で行なわれたという。
日野浩志郎のコメント
今回の制作を通して鼓童を知るほど、伝統が今でも伝統として存在している理由や力強さを感じていった。スピーカーでは鳴りえない空気の振動、木の鳴り、そして太鼓を打つ姿の美しさ。その圧倒的説得力に純粋に感動し、伝統と向き合う事の意味を深く体感した。
その上で正しいとされるものを疑い、音楽として形を成すことを捨てたところからこれは始まる。
単なる音の響きを探し、その音にリズムを与え、いくつかのリズムが絡みあうことで大きな律動が生まれ、それは音楽となっていく。僕たちは「作曲家」、「鼓童」として切り分けた関係ではなく、同じ仲間として楽器の持つ音や演奏法、グルーヴを再発見し、その興奮や喜びを共にしていった。
ゆえにこれは単に「鼓童の為に作曲した作品」ではない。今自分たちはデビュー当時の鼓童の興奮や発見を追体験しているのではないか、そう思える時間を共にした記録となった。

