「これは心中でもなく、痩せ我慢でもない」ルサンチカが“争い”考える「GOOD WAR」
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ルサンチカ「GOOD WAR」より。
ルサンチカ「GOOD WAR」が、明日2月5日に京都・京都府立文化芸術会館で開幕する。
「GOOD WAR」は、主宰の河井朗が自らの実体験を起点とし、人々へのインタビューを元に制作した三部作の3作目。スタッズ・ターケルの「よい戦争」を原案にした本作は、“争い”との向き合い方を鑑賞者と共に考える作品となる。出演者には、伊奈昌弘、諸江翔大朗、山下残、渡辺綾子が名を連ねた。
開幕に際し、河井は「私たちは私たちのたたかい方でこの環境を劇場と共にします。これは心中でもなく、痩せ我慢でもなく、いまのこの環境下で観客と共に何が見えるかを知りたいからです。ぜひ皆様と、いつからか続くこのたたかいの渦中についてを話し合うことができたら思います。劇場でお会いしましょう」とコメントした。上演時間は約1時間7分、公演は6日まで。
ルサンチカ「GOOD WAR」
2021年2月5日(金)・6日(土)
京都府 京都府立文化芸術会館
原案:スタッズ・ターケル「よい戦争」(晶文社)
構成・演出:河井朗
出演:伊奈昌弘、諸江翔大朗、山下残、渡辺綾子