中国版の「陰陽師」Netflixで配信、晴明や博雅が大蛇の悪霊と死闘繰り広げる
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「陰陽師:とこしえの夢」キーアート
夢枕獏の小説「陰陽師」を実写化した中国映画「陰陽師:とこしえの夢」が、本日2月5日よりNetflixで配信されている。
小説家でもあるグオ・ジンミンが監督と脚本を担当した本作では、若き陰陽師の晴明が、天の儀式に出席するため、都へ旅立つところから物語が展開。300年の眠りから目覚めかけている大蛇の悪霊を封印する任務を負っている晴明だったが、悪霊は解き放たれてしまう。そこで悪霊を倒すため、戦士の博雅らと力を合わせる晴明。ところが、その混乱の中でとある陰謀が明らかになっていく。
晴明役のマーク・チャオは「役作りのために原作小説を読み返し、日本版の映画も観直しました。伝統的な解釈を超えることはできないため、私は別の道を探さなければなりませんでした」と述べ、「監督と話し合い、最終的には厳しい武術のトレーニングを受けたエキセントリックで腹黒い人物として、晴明像を見出しました。Netflixというグローバルなプラットフォームを通じて、新たな視聴者と昔からのファンの両方に新鮮な体験を届けられることを願っています」 とコメント。
博雅役のダン・ルンはもっとも心に残っているシーンに晴明と博雅の戦闘シーンを挙げ、「撮影は代役なしで10日間続き、シーンの中でも外でもお互いに助け合っていた私たちの間には、兄弟のような強い絆が生まれました。原作を忠実に再現しながらも新しく生まれ変わった『陰陽師』の世界を、Netflixの視聴者の皆さんに気に入っていただけることを願っています」と期待を込めた。
なお本作にはジェシー・リー、ワン・ツィウェン、ワン・デュオもキャストとして参加。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。