中村壱太郎・神里雄大・康本雅子らが席主のお茶会、京都から趣向を凝らしてライブ配信
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京都まちじゅうアートプロジェクト「光冠茶会(ころなちゃかい)」チラシ
京都まちじゅうアートプロジェクト「光冠茶会(ころなちゃかい)」が2月から3月にかけてオンラインで開催される。
京都まちじゅうアートプロジェクトは、さまざまなジャンルのアーティストたちが、京都市内の各所から文化芸術の魅力をライブ配信で発信していくもの。「光冠茶会」では、10名のアーティストを席主に迎え、多彩な茶会が催される。
各茶会の参加者には、配信と共に楽しむための、席主が選んだお茶や菓子の茶箱が送られる。配信はSPWNまたはZoomにて行われ、2月9日にはオンライン視聴に不慣れな参加者に向けて、入退室自由の無料レクチャーも開催される。
「光冠茶会」には美術家や歌舞伎俳優、振付師、現代美術家などが登場。2月28日には歌舞伎俳優の中村壱太郎が京都・旧三井家下鴨別邸から「壱太郎の舞茶会」を配信する。壱太郎はお点前と舞踊「島の千歳」を披露するほか、チャットを通じて参加者とのトークを予定。また、3月6・7日にはペルー生まれの劇作・演出家、神里雄大が南米で飲まれているマテ茶と地域ゆかりのお茶菓子をたしなむ「オンライン・マテ茶会」を京都・花結び a rosseteから配信する。12日にはダンサー・振付家の康本雅子が、参加者も身体を使って楽しめるワークショップとダンスパフォーマンス「How to 溶けるレロ」を京都・鴨川湯から送る。
そのほか、美術家の英ゆう、料理人の吉田裕子、現代美術家のヤノベケンジ、陶芸家・美術家の西條茜、音楽学者の岡田暁生、現代美術家の宮永愛子、批評家の黒崎想による茶会が用意されている。なお、ベジタリアンや食品アレルギーを持つ参加者は事前に相談しよう。
中村壱太郎コメント
皆さんには「お点前」と「舞」にてお楽しみいただきたいと思います。
京都まちじゅうアートプロジェクト「光冠茶会(ころなちゃかい)」
2021年2月23日(火・祝)~3月31日(水)
「帰家穏坐」
2021年2月23日(火・祝)11:00~ / 14:00~ / 16:00
京都府 京都芸術センター
出演:英ゆう
「壱太郎の舞茶会」
2021年2月28日(日)14:00~
京都府 旧三井家下鴨別邸
出演:中村壱太郎
「オンライン・マテ茶会」
2021年3月6日(土)15:00~、7日(日)15:00~
京都府 花結び a rossete
出演:神里雄大
「How to 溶けるレロ」
2021年3月12日(金)17:30~
京都府 鴨川湯
出演:康本雅子
「中国茶、台湾茶~時間をたのしむ」
2021年3月13日(土)15:00~
京都府 間居吉田や
出演:吉田裕子
「渡月茶会─2021年宇宙の旅」
2021年3月20日(土・祝)15:00~
出演:ヤノベケンジ
「胎内茶会」
2021年3月21日(日)
出演:岡田暁生
「あなたのメロディが名曲に」
2021年3月24日(水)14:00~
京都府 二条城 香雲亭
出演:岡田暁生
「Voyage」
2021年3月下旬
出演:宮永愛子
「国際人類観測年」
2021年3月下旬
出演:黒崎想
※「間居吉田や」の「間」は門に月が正式表記。
※黒崎想の「崎」は異字体が正式表記。