日本ラグビー躍進の背景にはディフェンスの戦術がある? ラグビー“防御戦術”の教科書
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延期となっていたラグビートップリーグの開幕が2月20日に迫る中、『これまでになかった ラグビー防御戦術の教科書』が、2021年2月10日にカンゼンより発売される。
著者・井上正幸の〈ラグビーの戦術的な面白さを伝えたい、そしてそれを知る一つのきっかけとなってほしい〉という思いから前作『これまでになかった ラグビー戦術の教科書』を書き上げ、本書は防御戦術にフォーカスした第2弾となる。
前回日本開催で盛り上がったラグビーワールドカップ、日本代表躍進の要因には防御戦術の進化があったとされ、注目を集めている分野だ。アタックの進化とともに変わるディフェンスの構造とシステムを紐解く、観戦力&競技力向上にぴったりの1冊となっている。
■井上正幸プロフィール
オーストラリアラグビーコーチング資格レベル2保持。大東市立住道中学校でラグビーを始め、大阪府立大東高校を経て大阪体育大学に入学しラグビー部に在籍。大学卒業後、整形外科のインプラントを販売する会社「オルソテック(株)」に勤務する傍ら、1998年関西ラグビー協会に所属する 「くすのきクラブ」を創設し、2020年近畿クラブリーグのカテゴリーAに昇格する。また、2008年から兵庫医科大学でコーチを始め、09年西日本医科学生総合大会4位、11年関西医歯薬学生ラグビーフットボールリーグ2位、12年同大会3位、13年同大会2位の成績を収める。14年に京都成章高校スポットコーチとして、全国高校ラグビー大会4位、15年同大会8位、16年大阪体育大学スポットコーチとして、関西大学ラグビーBリーグ優勝、17年ヘッドコーチとして同リーグで優勝。入れ替え戦にも勝利してAリーグへ昇格させた(2019年に退任)。著書に『これまでになかった ラグビー戦術の教科書』(カンゼン)『ラグビー3カ月でうまくなる基本スキル』(学研)がある。著者Twitter:@orthoinoue
■書籍情報
『これまでになかった ラグビー防御戦術の教科書』
著者:井上正幸
出版社:株式会社カンゼン
定価:1,700円+税
【目次】
第1章 防御戦術の変遷
第2章 防御の構造と原理原則
第3章 チーム全体の防御システム
第4章 セットプレイからの防御システム
第5章 防御戦術の具体的な分析方法
第6章 具体的な防御トレーニングメソッド
【特別寄稿】 学術的視点から考察するゲームセンス ゲーム中心の指導法とは何か?
【特別対談】林大成(7人制ラグビー)×井上正幸
https://note.com/kanzen/n/n5b7f6c675714