「心が洗われた」大人が絶賛する『劇場版 夏目友人帳』が満足度第1位に
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『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』 (C)緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
「ぴあ」調査による2018年9月28日、29日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、緑川ゆきの人気漫画を映画化した『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』が第1位になった。出口調査では「切なかった」「心が洗われた」「自分に素直になれる」「優しい気持ちになった」など、大人の観客から圧倒的な支持を集めた。
原作は、祖母の力を引継ぎ、妖(あやかし)を見ることができる少年・夏目貴志と、招き猫の姿をした妖・ニャンコ先生の活躍を描いた人気シリーズで、2005年に第1巻が発売。2008年にはTVアニメ化され、第6期まで制作された。アニメ化10周年の節目に公開された劇場版は、原作者監修による完全新作オリジナルエピソードが描かれる。
出口調査では「シリーズをずっと観てきたので公開が楽しみだった」と話す人が多く、「TVアニメより尺が長い分、内容も濃くて違ったおもしろさがあった」「いつもは30分しかないけど、2時間もあるのでゆったり楽しめた」「映画ならではのストーリーの長さで笑いと感動が詰まっていた」「人と妖の交わりがいい。ファンタジー要素や怖い部分、感動シーンなどいろいろ組み込まれていておもしろい」など好評。中には「自分のことを振り返ると、人とのつながりや関わる難しさなど主人公が悩んだり苦しむ気持ちがよくわかった」「自分の中にあるものと重なって、相手を思う優しさに涙が出た」と話す人もいた。
劇場には親子で鑑賞した人の姿もあり、小学生からは「ニャンコ先生が可愛くて大好き!」「ぽっちゃりで食いしん坊で可愛いのに、カッコイイときもあってギャップがいい」と大人気。“ニャンコ先生ポップコーンBOX”を肩から提げた子供の姿もあった。
(本ランキングは、9/28(金)、9/29(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)