Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > Crystal Lake × KOHH、ハイブリッドな東名阪ツアーに幕

Crystal Lake × KOHH、ハイブリッドな東名阪ツアーに幕

音楽

ニュース

ナタリー

Crystal Lake(Photo by Takashi "TAKA" Konuma)

ジャパンミュージックシステム(JMS)が主催するライブツアー「REDLINE TOUR 2018~Dirt Match~」の最終公演が6月25日に東京・TSUTAYA O-EASTにて行われた。

東名阪で開催された今回の「REDLINE TOUR」。「Dirt Match」と銘打たれた本ツアーでは全公演にCrystal Lakeが出演したほか、大阪公演にCreepy NutsとNorthern19、愛知公演にSUSHIBOYSとFOMARE、東京公演にKOHHが出演し、ロックとヒップホップの融合が図られた。

この日の先陣を切ったのはKOHH。彼はYTGと共にステージに飛び出すと「Living in」「Dogs」とアップテンポなナンバーで場内をヒートアップさせる。YTGが去り、ステージに1人残ったKOHHは「明日よりも昨日よりも今、この瞬間が大事な人?」と観客に問いかけ、ステージを指差しながら「Now」「Living Legend」を力強く届けていった。

彼は「どうも、KOHHと言います」との短い自己紹介のあと、コール&レスポンスから「Dirt Boys」へとなだれ込む。するとステージにはLootaが登場。2人はコラボで同曲を届けた。歌い終えるとKOHHは「Dirt Boys」のオリジナル版でコラボしているDutch Montanaに言及し「Drugs」へとつなぐ。そこからKOHHのパフォーマンスはよりエモーショナルに。ミディアムチューン「暗い夜」やメランコリックな「Business and Art」などを感傷的にパフォーマンスしたあと、最後に「Hate Me」を吐き出すかのように届け、彼はステージを去った。

Crystal Lakeは重厚な「Prometheus」でさっそくフロアにヘッドバンギングやサークルモッシュを発生させる。続く「Matrix」ではYudai(G)とShinya(G)がお立ち台に登って競い合うように演奏するなど、ダイナミックなプレイでもオーディエンスを魅了した。Ryo(Vo)は今回のツアーについて「ハイブリッドでやべえツアー」と説明したうえで、自らのステージングについて「こういうのが俺らのやり方なんだよ」と胸を張った。彼らは高速ビートに乗せて観客がサークルモッシュをした「Six Feet Under」「Hades」でさらに場内の温度を引き上げたあと、「Machina」「Apollo」といったスケール感のあるナンバーを続ける。ファンに向けて「今は伝わらないかもしれないけど、現場にいるお前らが未来なんだよ」と言ったRyoは、ラストナンバー「Omega」でフロア最前列の柵の上で歌唱。クラウドサーファーと拳をぶつけたり、フロアへマイクを向けたりとうれしそうにパフォーマンスした。

アンコールではYudai(G)が今回のツアーを振り返り「俺は自分たちがやってる音楽を誇りに思います。このハイブリッドでリアルな現場で改めて思いました。このウルトラヘビーな音楽をこれからも楽しんでやっていくから」と宣言し、フロアからの歓声を浴びる。そしてバンドは彼の鋭いギターリフから「The Fire Inside」を投下。“ウルトラヘビー”なサウンドで再び場内を熱狂に包んで、イベントの幕を下ろした。

REDLINE TOUR 2018~Dirt Match~
2018年6月25日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

KOHH

01. Living in feat. YTG
02. Dogs feat. YTG
03. Die Young
04. Now
05. Living Legend
06. Dirt Boys
07. Drugs
08. Mind Trippin'
09. 暗い夜
10. Business and Art
11. 社交
12. Hate Me

Crystal Lake

01. Prometheus
02. Matrix
03. Hatred
04. Six Feet Under
05. Hades
06. The Sign
07. New Romancer
08. Machina
09. Apollo
10. Alpha
11. Omega
<アンコール>
12. The Fire Inside