中村倫也の“丸裸状態”なエッセイ連載がダ・ヴィンチでスタート
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ダ・ヴィンチ11月号の表紙。
中村倫也が、10月6日発売のダ・ヴィンチ11月号にてエッセイ連載をスタートする。
連載のタイトル「中村倫也のやんごとなき雑談」は本人案によるもの。「やんごとない=身分が高い」という意味から、中村の提案によって王冠を用いた写真も撮影された。第1回の原稿には「肩の力を抜いて等身大の言葉を並べたい。上辺の透き通った水だけじゃなく、底に沈殿するヘドロもすくい上げるような文章を書きたい」と記されている。
連載開始にあたり、中村は「既に三本ほど原稿を書かせてもらったのだが、どうやら、出ちゃってるらしい。担当編集曰く『丸裸』状態……。もうこうなったらとことん出してやろうじゃないか。僕の隠したい恥部を!と決意し、筆をとった次第で御座います」とコメント。これから約2000文字におよぶエッセイを毎月執筆していく。
今号では中村が表紙を飾るほか、「中村倫也の表現」と題された24ページにわたる特集も展開。中村のロングインタビュー、連続テレビ小説「半分、青い。」の脚本家・北川悦吏子との対談、作家・彩瀬まるが中村を主人公に当て書きした短編、その物語を中村が体現するグラビアなどが掲載される。
中村倫也 コメント
役者という職業は、本人が出過ぎないほうが良いと考えている。それは僕の芝居を観てくれるお客さんの、作品への没入感の妨げになる可能性があるから。ところが文章というのは不思議なもので。既に三本ほど原稿を書かせてもらったのだが、どうやら、出ちゃってるらしい。担当編集曰く「丸裸」状態……。もうこうなったらとことん出してやろうじゃないか。僕の隠したい恥部を!と決意し、筆をとった次第で御座います。
どうか皆さん、読んでくれ。そして何も言わずそっと抱きしめて、部屋の本棚に並べてくれ。