韓英恵、サヘル・ローズらがマイノリティー演じる恋愛映画『西北西』
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映画『西北西』が9月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
同作は、レズビアンのケイ、イスラム教徒のナイマ、バイセクシャルのアイの3人の女性がそれぞれ複雑な感情を抱えながら自身にとっての「西北西」を探求していく様を描いた作品。瀬々敬久監督の最新作『菊とギロチン』などに出演の韓英恵、バラエティー番組や舞台、映画で活動するサヘル・ローズ、乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』など舞台中心に活動する山内優花が三者三様の生き方を演じる。
メガホンを取ったのは、「緑朗」名義で制作した初の長編作『TAITO』で『第39回ぴあフィルムフェスティバル』審査員特別賞を受賞した中村拓朗。長編2作目となる『西北西』は『釜山国際映画祭』ニューカレンツ部門や『ミュンヘン国際映画祭』に正式出品された。あわせて特報が公開。
同作では、韓英恵とサヘル・ローズが劇中で出会うシーンは、事前の挨拶や顔合わせもなく、2人の役者が実際に初対面の状態で撮影。また恋人役の韓英恵と山内優花にダブルベッドのホテルで1泊のデートをさせるなど、独自の演出手法を用いたという。