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「手加減ができません」HYDE、奔放かつ激しさを全開にしたソロツアー初日

音楽

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ナタリー

HYDE(撮影:岡田貴之)

6月27日に12年半ぶりのシングル「WHO'S GONNA SAVE US」をリリースし、ソロ活動を本格的に再始動したHYDE。彼のソロツアー「HYDE LIVE 2018」が6月29日の東京・Zepp Tokyo公演を皮切りに幕を開けた。

初日公演はHYDEのファンクラブ限定公演となり、熱烈なHYDEIST(ファンクラブ会員の呼称)たちが集結。開演時刻の6:66(19:06)が近付くと、スクリーンの表示に合わせて自然にカウントダウンを始め、「6:66」になった瞬間に怒号のような歓声を上げた。待ちわびた観客の前に姿を見せたのは、怪しげなマスクを装着したバンドメンバー。続いて真っ黒な衣装に身を包んだHYDEが登場し、超満員のフロアを見渡したのち、新曲を歌い上げてライブのスタートを告げた。

ライブはHYDEがインタビューなどで事前に予告していたように、セットリストの半分近くを新曲で構成した実験的かつ挑戦的な内容に。HYDEにとっての新機軸を打ち出したデジタルサウンドとロックが融合した「WHO'S GONNA SAVE US」をはじめとするヘビーかつダークなナンバーや、HYDEの歌の魅力を十分に引き出すミディアムチューンなどの間に、アレンジを変えたVAMPSのナンバーやカバー曲が披露された。過去の楽曲だけでなく「WHO'S GONNA SAVE US」はリリースされたばかりにも関わらず、大きなシンガロングが起き、HYDEと観客の歌声がひとつに溶け合い一体感が会場を包み込んだ。

序盤のMCでHYDEは「おひさしぶりです。HYDEです。諸事情があって復活しました。正直なところ初めてだから、手加減ができません」と穏やかな口調で宣言。その言葉通り初日らしい雰囲気もありつつ、バンドメンバーたちと一緒に全身全霊で集中力の高いパフォーマンスを繰り広げていた。また終盤に彼は「みんなに会いたかったって言うか」とソロ活動を再開した理由を説明し、「しばらくこの調子でいくから、ちゃんとついてきてください」「ここまで来れたのはスタッフやマスクの人たちと、HYDEISTのおかげかな。ホントにいつも支えになっています」とファンへの感謝の思いを述べ、現在は“第二形態のHYDE”であることを語る。「最後はゴジラくらいになるつもりなんで。みんなにいい景色を届けられるようやっていきます」とさらなる進化と成長を誓い、ツアーの初日公演に幕を下ろした。

HYDEはこのあとツアーで北海道・Zepp Sapporo、愛知・Zepp Nagoya、宮城・チームスマイル・仙台PIT、大阪・Zepp Osaka Baysideを回り、8月上旬から9月にかけて夏フェスや野外ライブイベントに出演する。

HYDE LIVE 2018(※終了分は割愛)

2018年7月3日(火)東京都 Zepp Tokyo
2018年7月7日(土)北海道 Zepp Sapporo
2018年7月8日(日)北海道 Zepp Sapporo
2018年7月11日(水)愛知県 Zepp Nagoya
2018年7月12日(木)愛知県 Zepp Nagoya
2018年7月14日(土)愛知県 Zepp Nagoya
2018年7月15日(日)愛知県 Zepp Nagoya
2018年7月19日(木)宮城県 チームスマイル・仙台PIT
2018年7月20日(金)宮城県 チームスマイル・仙台PIT
2018年7月25日(水)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年7月26日(木)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年7月28日(土)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年7月29日(日)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年7月31日(火)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2018年8月1日(水)大阪府 Zepp Osaka Bayside