有馬稲子の特集で小津安二郎「彼岸花」など15本上映、本人のトークショーも
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「黒い河」 (c)1957松竹株式会社
「女優 有馬稲子」と題された特集上映が、東京・シネマヴェーラ渋谷にて7月7日から20日まで開催される。
書籍「有馬稲子 わが愛と残酷の映画史」の刊行を記念したこの特集では、有馬稲子の出演作15本が集められた。ラインナップには、市川崑がメガホンを取ったラブコメディ「女性に関する十二章」、小津安二郎の監督作で有馬演じる長女・節子の結婚をめぐる物語「彼岸花」、小林正樹が監督を務めたシリアス作「泉」「黒い河」などが並ぶ。そのほか、家城巳代治、今井正、内田吐夢、五所平之助、豊田四郎、山本薩夫らの監督作も。
さらに7日には有馬、14日には女優・中西美帆が登壇し、樋口尚文が聞き手を務めるトークショーを実施。20日には有馬による15分ほどの舞台挨拶も予定されている。上映スケジュールなどの詳細は劇場公式サイトで確認しよう。
女優 有馬稲子
2018年7月7日(土)~20日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷
<上映作品>
「結婚期」
「女性に関する十二章」
「胸より胸に」
「泉」
「黒い河」
「夜の鼓」
「彼岸花」
「赤い陣羽織」
「空かける花嫁」
「浪花の恋の物語」
「わが愛」
「かあちゃんしぐのいやだ」
「はだかっ子」
「朱の花粉」
「せきれいの曲」
2本立て料金:一般 1500円 / 会員、シニア 1100円 / 高校・大学生 900円 / 中学生以下 500円
※「朱の花粉」「せきれいの曲」は入れ替え制1本立て上映、料金1100円均一