イヨネスコ「授業」を“女性たち”向けに、西悟志「世界的にも例を見ない授業に」
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SPAC秋→春のシーズン 2018-2019 #1「授業」より。(撮影:猪熊康夫)
SPAC「授業」の一般公演が、明日10月6日に静岡・静岡芸術劇場で開幕する。
「SPAC秋→春のシーズン 2018-2019」の第1弾を飾る「授業」は、“喜劇的ドラマ”と副題が付されたウジェーヌ・イヨネスコの戯曲を、西悟志と菊川朝子が共同演出で立ち上げる作品。ある教授のもとに、1人の生徒が個人授業を受けに訪れる。穏やかに始まった授業は、徐々に変調をきたしていき……。
一般公演に先駆け、10月3日に中高生鑑賞事業公演が行われた本作。開幕に際し西は、「イヨネスコ『授業』と言えば、本来小劇場で男性老教授の演技が見どころのお芝居。それを大劇場で、きっぱり『女性たち』に向けて作りました」と解説し、「世界的にも例を見ない『授業』に仕上がっていると思います」と手応えを明かしている。
上演時間は約1時間30分。公演は10月28日まで。上演日程の詳細は公式サイトで確認を。
西悟志コメント
イヨネスコ「授業」と言えば、本来小劇場で男性老教授の演技が見どころのお芝居。それを大劇場で、きっぱり「女性たち」に向けて作りました。世界的にも例を見ない「授業」に仕上がっていると思います。ぜひ静岡芸術劇場まで。
SPAC秋→春のシーズン 2018-2019 #1「授業」
2018年10月6日(土)~8日(月・祝)、13日(土)、20日(土)・21日(日)、28日(日)
静岡県 静岡芸術劇場
作:ウジェーヌ・イヨネスコ
翻訳:安堂信也、木村光一
演出:西悟志
共同演出:菊川朝子
出演(五十音順):貴島豪、野口俊丞、布施安寿香、渡辺敬彦