「あのトリ」吉沢亮、“MCの才能”開花!?新木優子や杉野遥亮とトリコダンス披露
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「あのコの、トリコ。」初日舞台挨拶の様子。
「あのコの、トリコ。」の初日舞台挨拶が、本日10月5日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて開催され、キャストの吉沢亮、新木優子、杉野遥亮、監督の宮脇亮が登壇した。
白石ユキの同名マンガを実写化した本作は、芸能界を舞台に幼なじみ3人の三角関係を描くラブストーリー。地味で冴えない男子高校生・頼を吉沢、頼が思いを寄せるヒロイン・雫を新木、人気俳優・昴を杉野が演じた。
客席通路を通ってステージに上がった吉沢は、上映後の観客の盛り上がりを受け「皆さんの顔を見てホッとしてます」と安堵の表情を浮かべる。撮影は約1年半前に行われたことから、吉沢は「この間遥亮とごはんに行ったら、1年ぶりくらいだったのですごい人見知りされて、敬語で話しかけられました(笑)」と告白。それを受け杉野は「1カ月前くらいにお二人と取材で会ったので、ちょっと距離感をつかみました!」と笑いを起こした。
このイベントでは、劇中の頼の「雫のためならなんだってできる」というセリフにちなみ、「大ヒットのためならなんでもできる!“トリコ”チャレンジボックス」が用意された。登壇者たちはこのボックスから、ファンより募ったさまざまな“指示”の書かれた紙を引き、その内容を実践することに。Nissy(西島隆弘)が歌う主題歌「トリコ」に合わせた「トリコダンス」を踊ってほしいという指示が読み上げられると、吉沢は新木と、そして杉野は宮脇とペアを組み、曲に合わせてダンスを披露。新木が宮脇のダンスの腕前を「横目で見てたら、監督踊れてました!」と褒めると、吉沢は「踊りに集中しちゃってた……」と見逃したことを悔やんだ。
続いては嫌がる宮脇を含め4人で「投げキッスしてほしい」という指示に従ったのち、「吉沢さんにMCをしてほしい」という指示が読み上げられる。すると吉沢は進行用の台本を受け取り、「なんと吉沢さん、新木さん、杉野さんのお三方がそろうのは今回が初めてということなんですよ。お忙しいお三方が……」と自分に対して敬語を使いつつ流暢に進行し観客を驚かせる。それぞれの印象を聞かれた杉野が「吉沢くんも優子ちゃんもクールビューティー。お名前を聞いたときに『うわあ』となっちゃった」と答えると、吉沢は「どういった『うわあ』ですか?」「いやいや杉野さんだってカッコいいですよねえ」と巧みに相づちを打っていく。
宮脇が「吉沢くんはこの顔面を持っていながら、繊細なところを表現できるうまさを持っていて、ずるいなと思いましたね」と評価すると、吉沢は自ら「ずるいですね」と頷いてみせる。さらに宮脇は新木の魅力を「クールビューティーだと思っていたけど会ってみたら天真爛漫。まさに雫っぽい感じ」と解説してから、杉野の印象を「子犬です」と一言でまとめて笑いを起こした。
終盤には本来の司会者から、本日10月5日が日本記念日協会によって“トリコの日”に制定されたというアナウンスが。「普通にヤバくない、それ?」と驚愕する吉沢は「出演させていただいた映画が正式に認定されることなんて、なかなかない……というか、今まで経験がないので。こんなことあるんだ」と喜びを語る。そして最後に吉沢は「もちろん学生の方に観ていただきたい作品でもあるし、どの世代の方が観てもこのストレートさに感動していただけると思う」と映画をアピールし、イベントを締めくくった。
(c)2018 白石ユキ/小学館・「あのコの、トリコ。」製作委員会