「万引き家族」是枝裕和がトルコの映画祭で監督賞、日本映画初&アジア人初の快挙
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第55回アンタルヤ国際映画祭の授賞式に参加したリリー・フランキー。
「万引き家族」の是枝裕和が、トルコの第55回アンタルヤ国際映画祭にて監督賞を受賞した。
第55回アンタルヤ国際映画祭にコンペティション作品として出品され、作品賞、監督賞、男優賞、女優賞の4部門にノミネートされていた本作。2017年の同映画祭には河瀬直美の監督作「光」がコンペティション部門にノミネートされていたが、是枝の監督賞の受賞は日本映画初、アジア人初の快挙となる。
現地時間10月5日に開催された授賞式には、是枝に代わりキャストのリリー・フランキーが登壇。トロフィーを受け取ったリリーは「国とか言葉を超えて、1つの映画が世界につながること、それは一番素晴らしいことだと思います。それを是枝監督がやったことを誇りに思います。Thank you very much」とコメントした。なお前日の4日には、本作のトルコプレミアが行われ、800席分のチケットがソールドアウト。上映後は会場から大きな拍手が起こった。
「万引き家族」は現在も全国で上映中。
※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記
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